さすがです。
NHKは、早速、山田太一さんのドラマの、追悼放送を決めました。しかも!「チロルの挽歌」です。
NHKのドラマで、主演は、なんと!高倉健です。それに、大原麗子、杉浦直樹、一瞬だけ、阿部寛が出ております。他にも、金子信雄、岡田英次、河原崎長一郎、西岡徳馬、佐野浅夫と、万全のキャスティングです。
健さんは、山田太一さんの作品だからこそ、出演を決めたと言われておりました。また、役柄も、健さんを当て書きしたとしか思えないような設定です。
テーマパークの責任者として、北海道に単身赴任するのですが、そのテーマパークのモデルは、実際にあった、芦別のカナディアンワールドで、後に破綻します。第三セクターの典型です。
あの頃は、猫も杓子も、テーマパークの建設に走りました。タイトルに、協力を仰いでいるため、直接的な描写はありませんが、タイトルに「挽歌」とあるように、山田さんには、テーマパークの未来は、見えていたと思います。
前後編ですが、来週早速放送されるそうです。高倉健×山田太一×NHKという、唯一無二の作品ですので、お見逃しなく。
※私が一番見たいのは、「獅子の時代」の再放送です。
菅原文太、加藤剛、大原麗子、鶴田浩二、尾上菊五郎、丹波哲郎、根津甚八、大竹しのぶという、当時としても超のつく豪華キャストで、異種格闘技のような組み合わせでした。しかも音楽は宇崎竜童。架空の人物を主役にして、実在の人物と絡ませ、ドラマのラストは、「怒りの葡萄」のオマージュに溢れておりました。勿論、菅原文太は、NHKのドラマ初出演です。