私は、幕末の歴史が大好きなため、「大奥」で、これから誰がどうなるのか、だいたいわかります。
だからこそ、昨日の展開は、切ないものでした。
このドラマは、事実とされていることと、フィクションとのバランスが絶妙で、瀧内公美扮する阿部正弘も、愛希れいか扮する、彼女を支える将軍家定も、まだ登場したばかりの、志田彩良扮する次の将軍、家茂も、みんな早くに亡くなるのですが、その死因に、大胆な解釈を展開しております。
家定など、福士蒼汰扮する胤篤のおかげで、すっかり元気になるので、どうするつもりなのだろうと見ておりますと、ラストでいきなり倒れます。まだ、心労なのか、毒なのか、理由はわかりませんが、とにかく食べ物に毒が仕掛けられますので、登場人物が、何か食べ始めると、ドラマながら心配になってしまいます。
大東駿介扮する、最後の将軍、慶喜も、津田健次郎扮する井伊直弼も、出てまいりました。来週あたりは、桜田門外の変でしょう。
ネットでも絶賛に満ちておりますが、こんな面白いドラマが、2%の視聴率ですから、世の中わかりません。