スペシャルドラマ、「友情」は、日本屈指のラガーマン、平尾誠二さんと、ノーベル賞をとった山中伸弥さんとの友情を基にした作品です。

 

平尾さんは、本来なら、逆の意味で伏見工業高校に行くようなあたまではなく、もっと上の進学校に行けたのですが、当時の山口監督とラグビーがしたいがために、伏見工業を選んだそうです。


伏見工業で、高校ラグビーを制覇し、同志社大学、神戸製鋼と、ラグビーの王道を進み、間違いなく日本のラグビーを背負う立場になる方でした。しかし、癌が発症し、53歳という若さで亡くなりました。


山中伸弥さんとの交流は、私などは、平尾さんが亡くなってから知りましたが、身内が癌になり、闘病を支えた方が見れば、涙なしには見られないものでした。


そして、本木雅弘に、平尾さんが乗り移ったかのような、渾身の芝居を見せました。ただ似ているだけでなく、恐らく相当な減量したのでしょうが、げっそり痩せ、かすれた声で話すところなど、本物の癌患者にしか見えませんでした。


滝藤賢一も同様で、必死で平尾さんを救おうとする山中教授を熱演しておりました。


脚本は、あの「ドクターコトー診療所」を書いた吉田紀子です。奇をてらうことなく、病気を正面から真摯に描きました。


※「スクールウォーズ」の先生役だった、山下真司も出ておりました。あのドラマのモデルは、伏見工業ですからね。