「下剋上球児」は、先週の初回を見て、チーム「最愛」に間違いなしと書きましたが、予想以上でした。これは相当面白い。今期のなかでは、トップクラスです。


先日も書いた通り、このドラマの新しさは、従来のスポ根ドラマと違い、熱血先生が、ヤンキーのような生徒を引っ張るのではなく、先生のほうが、消極的なことです。


今週のラストで、鈴木亮平扮する南雲が、なぜ、野球部の指導に消極的だったかが判明します。確かに、これでは指導できません。


しかし、このドラマは、先に、三年後の南雲と、野球部の姿を明かしております。南雲は監督をつとめております。この難題を、どうクリアするのかも楽しみです。


ドラマの最後では、野球部の生徒が、バッティングセンターでやらかします。こちらも恐らく大問題になります。


選手たちは、ほぼ全員無名ですが、野球経験があるので、リアリティーがありますし、何よりいい意味で、素人っぽさがあることが、逆にドラマに良い効果を与えております。


そして、やはり塚原あゆ子です。「最愛」、「Nのために」など、彼女が描く地方は、本当に美しい。また、野球のシーンでは、一部にアニメを使っているのですが、これも実に斬新です。


土井裕泰といい、TBSには、映画でも通用する、いいディレクターが揃っております。