今回は、アメンバー限定でなくても良いでしょう。
遠い昔、私の地元に、クワタバンドがコンサートでやってまいりました。桑田佳祐が、サザンオールスターズを休止して、バンドを組んだことがあったのです。いまから30年以上前のことです。
友人がチケットを取ってくれて、大変良いコンサートだったのですが、余韻にひたるため、コンサート終了後、食事をして、いきつけのショットバーにお邪魔いたしました。
そこには、旧知のマスターがいて、その日のコンサートが、いかによかったかを、私達は興奮気味に話しました。
翌日、私のところに、そのマスターがやってまいりました。そして、第一声が、
「なんで、昨日、もう少しいなかったのですか?」と言うので、何のことかと思いましたら、なんと!その後、桑田さんのご一行がその店に来たというのです。
何せ、当時は、今のように携帯が普及しておりませんから、私に連絡もできません。マスターは、さっきまでコンサートに行っていたお客が店にいて、素晴らしかったと言っていたと伝えたところ、当人はえらく喜んでいたそうです。
話は、これで終わりません。
数年後、今度は、佐野元春が、コンサートにやってまいりました。こちらは、私がチケットをとれ、同じ友人を誘い、これまた最高のコンサートでした。私が見たコンサートのなかで、ベストスリーに入る内容でした。
コンサート終了後は、クワタバンドのときと同じように、そのショットバーに行き、今度は元春さんが来たりして、などと冗談を行って帰りました。
翌日、マスターがまたしても、私のところに来たので、まさか、と、思ったのですが、その、まさかが起きたのです。元春さんもいらしたのです。これ、盛っていません。本当にあったお話です。
なんというニアミス。そして、なぜ、もう少し店にいなかったのか。
今は、その店も廃業いたしました。地方では、こんなこともあるのです。