坂本龍一さんが亡くなりました。ずっと、癌と闘っておりました。
イエローマジックオーケストラとしては勿論ですが、やはり、「戦場のメリークリスマス」や、「ラストエンペラー」の映画音楽の作曲家てしても、世界的に評価が高かった。
私にとっては、そういう立場でありながら、バラエティーに普通に出てくることで、今でも覚えているのは、「戦場のメリークリスマス」だと思うのですが、公開前の生放送に出演し、その時、世界的ピアニストのホロヴィッツのコンサートから直行し、「ミスタッチが多すぎる。日本をなめやがって」と、怒っておりました。
同席していた、ビートたけしが、後にこの発言をいじり、「ミスタッチ北野」などと、ギャグに使っておりました。
忌野清志郎と、「いけない、ルージュマジック」を歌ったり、コントをやってみたり、世界的な作曲家でありながら、そういうことを平気で行っておりました。
つい先日、高橋幸宏さんも亡くなったばかりで、ひとり残された細野晴臣さんは、相当辛いと思います。
まだ、71です。私など、いくらも変わりません。
合掌。
※しかし、「戦場のメリークリスマス」は、デヴィッドボウイ、坂本龍一、ビートたけしです。本業が役者という方が、ひとりもおりません。
大島渚監督の発想には、舌をまくほかありません。