一度、彼女の頭のなかを、見てみたいものです。
「フェンス」は、ちょうど真ん中まで放送されましたが、怒涛の展開です。
松岡茉優扮する綺絵の書いた記事は、光石研扮する編集長に、扇情的に書き換えられます。その事が、後に様々な波紋を起こします。
綺絵が暴行事件の犯人だと思っていた、米兵のジェイは、ひき逃げ事件を起こしておりました。その直後に、車を修理に出していたため、暴行の痕跡を消すためと確信しておりましたが、理由は別にありました。
その畳み掛けが素晴らしい。二重三重にストーリーが組み立てられているのですが、こんな展開を、よくオリジナルで考えられたものです。
アメリカは、きちんと調査し、きちんと裁くと沖縄県警に伝えますが、現実には、全てをうやむやにし、隠蔽します。日本のことは、守ってやっているのだから、日本人は、どうなっても良いのです。
ラストで、記事が出たことの波紋が、ふたつ出てまいります。良いことも、悪いことも。
また、かねてからアナウンスされていた、新垣結衣も登場しました。彼女も沖縄出身です。
あと二回、どういう結末を迎えるのか、「フェンス」から、目が離せません。