日本の今年の映画賞では、主演女優は、「plan75」の、倍賞千恵子がぶっちぎりと言われておりました。
そこに、「ケイコ、目を澄まして」で、躍り出たのが、岸井ゆきのであります。
この二作は、私のような地方在住者は、レンタルか配信になるのを、待つしかありません。劇場には、かからないからです。
なので、どちらがいいとかなどは、なにも言えないのですが、岸井ゆきのは、出るべくして出てきたということです。
朝ドラ、「ブギウギ」が発表されたとき、ヒロインの笠置シズ子は、私は、岸井ゆきのだろうと予測しました。
趣里にヒロインは決まりましたが、私が岸井ゆきのを押したのは、これだけの理由があったからです。
ヒロインが、笠置シズ子である以上、歌って踊れなければなりません。そして、彼女同様、美人過ぎないほうがいい。お人形さんはいりません。何より、芝居が出来なければなりません。
これだけ揃う女優は、そうはおりません。だから私は、松岡茉優か岸井ゆきのだろうと、ブログに書きました。
そう、彼女は、文句なしに巧いのです。
あの、偏見に満ちた、日本アカデミーですら、岸井ゆきのは、主演女優にノミネートされました。
映画において、聾唖のボクサーの役なのですが、ボクサーを俳優、ましてや女優が演じるのは、よほどトレーニングを積まないと、ものすごく稚拙に見えます。それが絶賛されているということは、相当なことなのです。
岸井ゆきのは、これからまだまだ伸びます。それだけは間違いありません。