昨日の、「出没、アド街ック天国」は、新宿三丁目の特集でありました。


そのなかで、1984年と、現在の新宿を比べた写真集が取り上げられておりました。これは懐かしかった。


当時の新宿の怪しさは独特で、いかがわしさと申しますか、華やかさの裏に、ぽっかりと口を開けたように存在しておりました。


特に南口など、改札を出てからすぐに、ヤバそうな飲み屋が並んでおりました。それは、歌舞伎町のそれらとは、かなり雰囲気の違うもので、実際に見たことがないと、おわかり頂けないと思います。


当時、行ったことのあるお店も、随分紹介されておりました。


中村屋、つな八、船橋屋、老舗と呼ばれる店も、新宿は比較的、敷居が低かったのです。


中村屋など、別館があることを知らず、女の子と待ち合わせをしていたのですが、本館と別館にいて、携帯のない時代に、お互いずっと待ったことを、今でも覚えております。


喫茶店などは、うろ覚えですが、取り上げられたお店の何軒かは、行った記憶があります。それくらい、喫茶店がたくさんありました。


また、新宿といえば伊勢丹ですが、靖国通りを渡って一丁入ると、こちらは今でも安い居酒屋がわんさかあります。


何やら、新しい横丁が誕生したそうですが、こういう人工的なものは、私の性には合いません。横丁なるものは、自然発生するものであり、作られたものではないからです。


新宿三丁目は、伊勢丹という、日本一のデパートを中心とした城下町です。そういう街は、もうほとんど日本に残っておりません。


そんなところに、人工的な横丁を作ったところで、一時的には流行るでしょうが、私は厳しいと思います。あくまで、私は、ですが。


※その伊勢丹でさえ、三越とタッグを組んだのです。あの頃、そんなことになるとは、夢にも思いませんでした。