大河ドラマフリークの、松村邦洋が、この、「草燃える」を、絶賛しておりましたが、私は、途中でリタイアしたのを覚えております。

 

ちょうどその頃は、私は、地元を離れ、生活が激変したころで、しかも、ビデオレコーダーなど、まだ買えるような値段ではありませんでした。


総集編ですが、レンタルで見つけ、しかも、七時間近いので、見応えもありました。


三谷幸喜は、このドラマを、かなり参考にしております。例えば、義経ですが、大概は、ピュアな性格に描かれるところを、国広富之が扮する、このドラマにおいては、相当わがままで、自分中心です。


以前、「鎌倉殿の13 人」の描きかたが、ヤクザ映画のようと書きましたが、この、「草燃える」など、まさにそうで、実の子供まで、平気で騙し討ちを繰り返します。


あれなら、ヤクザのほうが、まだ可愛い。情け容赦ありません。義経の子供など、男子だったので、産まれたその日に殺されました。


頼朝が石坂浩二、政子に岩下志麻、義時が、当時だいばってきだった松平健、その恋人、茜に、松坂慶子、清盛に金子信雄(山守組長!)、後白河法皇に、人間国宝、尾上松緑、他にも、藤岡弘、郷ひろみ、尾上辰之助、武田鉄矢、滝田栄、篠田三郎、真野響子、伊吹吾郎、江原真二郎、大谷直子と、超のつく豪華キャストです。


政子の身内ですら、誰かが死ねば喜ぶのです。さすが、「牡丹と薔薇」の中島丈博、どろっどろです。


これね、今見たほうが、遥かに面白いです。「鎌倉殿の13 人」と比較できますから、ちょうど良いです。特に、普通はまっすぐなキャラを演じる、藤岡弘扮する三浦義村が、まさに、「仁義なき戦い」の、成田三樹夫や山城新伍のように、周囲を裏切り続けて生き残るさまは圧巻です。


また、「鎌倉殿の13 人」には登場しない、滝田栄扮する、義時の旧友、伊東祐之が、どのような人生を送っていくかも、このドラマの鍵となっております。


何人か、両方に出ている方もおりますので、私同様、見ていない方は是非。