メジャーリーグのオールスターゲームが終わったあと、様々な媒体が、大谷翔平に関する記事を書きました。
経済効果がどうしただの、オークションで彼のユニフォームが、1000万を超えただの、そんなことはどうでもいいのです。
私が目を奪われたのは、普段はライバルである、同じメジャーリーグの選手たちのコメントです。
とにかく、大谷翔平に対する、尊敬の念に溢れているのです。そして、社交辞令ではなく、彼がいま、現在進行形で行っていることが、どれほど凄いことかを、熱く語っていることです。
その言葉は、まるで哲学者のようです。どれも暖かく、そして含蓄がある。
オールスターゲームのときも、ケン・グリフィーJRを筆頭に、数多の伝説のスーパースターたちが、彼を見に来ておりました。
まだ、30にも満たない、日本からきた青年が、間違いなく、世界一のベースボールの国で、世界一のスターたちから、驚きと尊敬の眼差しを向けられている。
大谷がメジャー行きを決めたとき、本人の希望とはいえ、その損失の大きさに、そして、やっていることの凄さに、一番気付いていないのは、日本人だと書きました。
結局、メジャーで成功しないと、日本人のほとんどは、その価値に気付かないのです。
※とにかく、一刻も早く、トラウトに復帰してほしい。それだけで、どれほど大谷が楽になることか。そして、ピッチャーが期待できない以上、破壊力ある打線で、勝っていくしかないからです。
いまの大谷は、相当疲れております。