筒美京平さんという、日本の音楽界の巨人が亡くなったにも関わらず、日本のニュース、ワイドショーの類いの扱いの酷さは、目を覆わんばかりでした。こいつら、そもそも筒美さんをわかっていない。

ネットニュースでも、筒美さんと松本隆さんの出会いが、「木綿のハンカチーフ」だったという、とんでもない嘘もありました。

太田裕美さんのデビュー曲、「雨だれ」から、ずっと三人一緒です。

さて、筒美京平ベストテンです。

あくまで、私の趣味ですので、思い切り偏っております。そして、あまりに名曲が多いので、いちアーティスト、一曲に絞りました。

しかし、ベスト10は、やはり無理でした。20でいきます。

特に、太田裕美、小泉今日子、近藤真彦は、絞りようがないところを、無理やり選んだので、ご容赦ください。順番は関係ありません。

「さらば恋人」堺正章

筒美京平というひとを、初めて意識した作品。スパイダースではなく、ソロとしての堺正章を意識した傑作。

「真夏の出来事」平山三紀

これも、時代を超越して、未だに支持される名作。とても今から半世紀前の歌とは思えません。

「水のルージュ」小泉今日子

「なんてったってアイドル」、「ヤマトナデシコ七変化」など、キョンキョンはなんぼでもありますが、あえてここを。

「1986年のマリリン」本田美奈子

早逝した、伝説のアイドル、本田美奈子の代表作。

「夏色のナンシー」早見優

80年代アイドルに、筒美さんは数多く、楽曲を提供しておりますが、そのなかでも、個人的に大好きな作品。

「WAKUWAKUさせてよ」中山美穂

ミポリンも、筒美さんの曲が、たくさんありますが、彼女らしいというと、ここらあたりです。

「made  in  japan」近藤真彦

「スニーカーぶるーす」、「ヨコハマチーク」などなど、マッチもわんさか名作がありますが、マッチとしては、大ヒットの部類ではありませんが、私、大好きです。

「リップスティック」桜田淳子

肩の力の抜けた作品ですが、桜田淳子さんは、この頃が一番よかったと思っています。

「哀愁トゥナイト」桑名正博

桑名正博さんが、最初に筒美さんと組んだ作品。セクシャルよりも、私はこちらです。

「九月の雨」太田裕美

松本隆×筒美京平×太田裕美ならば、「木綿のハンカチーフ」も、「赤いハイヒール」、「しあわせ未満」もありますが、一番オーソドックスな曲を選びました。そして、残念ながら、この曲までが、太田裕美のピークだったのです。

「花とみつばち」郷ひろみ

山ほどある、郷ひろみ作品ですが、「よろしく哀愁」と、迷いに迷ってこちらです。これは、甲乙つけがたいです。アレンジも含め、いま聴いても、全く古さを感じません。

「17才」南沙織  森高千里

オリジナルも、カバーも、どちらもオリジナルといえるほど、アレンジがまるで違いますが、私は、両方大好きです。南沙織さんは、これ以外にも、「純潔」、「潮風のメロディー」、良いのがあるのです。

「強い気持ち  強い愛」小沢健二

小沢健二が作った曲より、小沢健二らしいという、まさに筒美京平の凄みを感じる作品。

「セクシーバスストップ」浅野ゆう子

あえて、ジャックダイアモンドという別名を使い、当時流行していた、ディスコサウンドを、苦もなく作り上げた作品。

「E気持ち」沖田浩之

ジャニーズ全盛期に、伝説の、金八先生第二部でブレイクした、ヒロくんのデビュー曲。男性アイドル歌謡曲の到達点。

「マスカレード」庄野真代

大ヒットした、「飛んでイスタンブール」よりも、後続のほうが、よく練れていることが多々あり、私は、こちらが好みです。

「ambitious  japan」TOKIO

なかにし礼と組んで、王道といえる、歌謡ポップスを作り上げた、筒美さん晩年の代表作。

「未来」岩崎宏美

「ロマンス」からの楽曲は、どれもとんでもないクオリティです。「センチメンタル」、「ファンタジー」どれも良いのですが、あえて選ぶなら、これです。

「グッドラック」野口五郎

野口五郎も、「針葉樹」や、「甘い生活」、なんぼでもありますが、私ならこの曲です。

「シャワーな気分」田原俊彦

トシちゃんも、たくさん秀作がありますが、私なら、これか、「原宿キッス」です。

これで、20曲。

「また逢う日まで」も、「魅せられて」も、あえて入れておりません。「仮面舞踏会」もです。

いま、今日のワイドショーを、YouTubeで見ましたが、いやいや、一日経ってもこのザマですか。

なんで、GO  TO  ごときが、トップニュースなのですか。バカなのか?

そんな時に、松本隆さんのツイートを目にして、不覚にも号泣してしまいました。

太田裕美さんからのメールで知ったとありましたが、やはり、このトリオは、特別なのですね。

筒美さんも、何かのインタビューで、松本隆さんのことを、譜面がきちんと読める、最後の作詞家と、評しておりました。

私は、筒美京平ヒストリーを持っておりますし、松本隆さんのCDボックスもあります。

これから、どっぷり、お二人の名作に浸ろうと思います。

※週末の、桑田佳祐さん、福山雅治さん、山下達郎さんあたりのラジオは、筒美京平さんを追悼して、特集が組まれるのではないでしょうか。

みんな、筒美メロディーを聴いて、育ったのですから。