「MIU404」が、終わりました。

相当、練られておりました。素人考えですが、着地点を、かなり迷ったのでは?と、最初見たときは思いましたが、いやいや、相当周到に、緻密に計算されておりました。

なぜ、オリンピックなのか?なぜ、伊吹は足が速いのか?色々なものが、きっちり集約されており、さすが、野木亜紀子さんです。

私が、嬉しかったのは、「フレンチコネクション2」と、「ダーティハリー」の両方をぶちこんだことで、これは立派なオマージュです。

菅田将暉扮するクズミは、経歴は全てデタラメなのですが、ただひとつ、「みんな泥水に流されて、全部なくしてしまえばええねん。神様は俺よりもっと残酷やで。指先ひとつで、一瞬で、人も街も、全部さらってまう。それでも、10年経てばみんな忘れて、終わったことになっとる」、つまり、あの震災の被災者だった。これだけは、唯一真実で、特徴的な関西弁すら、フェイクだったのではないでしょうか。

また、繰り返し出てきた、クルーザーの時計です。二回見て、分かりました。例のシーンです。唯一、賛否両論別れるであろう、あのシーンです。ここで気付くべきでした。

あの、一回目の発砲シーンからのコマーシャル、そのあとの展開、ここで時計は、全く進んでおりませんでした。さらに、二回目の発砲でも、進んでいないのです。ちゃんと映像は、教えていたのです。

そして、ひとつ、間違いないのは、作る作らないは、別にして、続編が作れるような終わりかたにしたことです。

強烈な売れっ子ばかりなので、簡単にはいかないでしょうが、何年後でも構いません。これは、続きがみたい。きちんと完結しただけに、尚更続きが見たいのです。

完全オリジナルで、このクオリティを保つのは、ただ事ではないのですが、野木さんならば、そして、塚原あゆ子さんならば、やってくれるでしょう。

その為の、陣馬のその後、なのです。