たった今、渡哲也さんが亡くなったとの報道がありました。

長い間、闘病生活を行っていることは、おりにつけ、報道されてはおりましたが、石原プロモーションが解散すると公になっても、全く姿を現さないので、かなり悪いのではないかと、心配しておりました。

かつては、癌にもかかり、最近は心筋梗塞とのことで、絶えず病魔と闘っておりました。

私が忘れられないのは、大河ドラマ、「勝海舟」で主演になりながら、わずか9回で、病気で降板したことで、倉本聰の脚本、先代の尾上松緑、小林桂樹、大原麗子、萩原健一、藤岡弘と、最高の舞台から降板するのは、さぞ無念だったと思います。

その後、同じ倉本聰の脚本の、「大都会  闘いの日々」で復活し、それからは、石原プロモーションで、石原裕次郎を支え、裕次郎さんが亡くなった後も、石原プロの大黒柱として、舘ひろしや神田正輝らと活躍いたしました。

恐らくは、渡さんの代表作としては、「西部警察」あたりが取り上げられるのでしょうが、テレビドラマであれば、「大都会」、特に第一部ですし、映画では、日活時代の作品を見ていないので、深作欣二監督の、「仁義の墓場」です。この作品での、渡哲也さんは、それこそ、命懸けに見えました。

また、大河ドラマで、「勝海舟」以来の、「秀吉」における、織田信長は、大河ドラマ史上、一番貫禄のある信長でした。

今頃、先に旅立った、石原裕次郎さんや、実弟の渡瀬恒彦さんと、お酒でも酌み交わしているのでしょうか。

哲さん、もう少し、あなたを、見ていたかった。

合掌。