見終わった後、ため息しか出ませんでした。
「MIU404」第6話、「リフレイン」。
なんでしょう、この完成度は。
ラスト近く、綾野剛扮する伊吹が、ビルの屋上から見たものを、ご都合主義と言うなら言えばいい。私は、これこそドラマだと思います。
今回、星野源扮する志摩の過去、すなわち、相棒殺しのことが明らかになります。
かつて捜査一課時代に追っていた、連想毒殺事件で、村上虹郎扮する、志摩の相棒、香坂は、捜査において、やってはいけないことをしてしまいます。
正義感ゆえのことなのですが、警察としての正義の矜持を持つ志摩は、そのことが許せません。
香坂は、飲めないウイスキーを飲み、ビルから転落したところを、志摩によって発見されます。それは、事故なのか、事件なのか、伊吹は、なんと、岡田健史扮する九重とともに、調べ始めます。
面白い、なんて言葉で片付けるのが失礼なほど、見事な構成です。そして何より素晴らしいのは、一話完結でありながら、次に繋がるエピソードが、必ず盛り込まれており、しかも今回は、大ネタでした。
予告も見ましたが、いよいよ菅田将暉が本格的に参戦し、しかもゲストは、りょう、塚本晋也、さらに、なんと!king nuuの井口理!!
折り返しを超え、後半に向かい、ここからは連ドラの要素が強くなるでしょう。
※すぐに二度見ましたが、いかに巧みに作られているか、よくわかりました。
例えば、志摩と香坂は、ひとりの容疑者を、ずっと調べていたのですが、名前は語られていないのです。それが何故かは、見た人ならばわかります。名前に触れないことで、私たちは、まんまと作り手の思惑に、のせられてしまっていたのです。
また、麻生久美子扮する桔梗は、ドラマの冒頭で、給湯器の故障のことで、業者にクレームをいれております。
それが、まさかラストに、しかも、極めて重要なことに繋がっているとは、夢にも思いませんでした。
あと何回あるかは、コロナウイルスのせいで、はっきりとはわかりませんが、一話でも多く続けてほしい。
そして、伊吹が今回言った、「おれの生命線は、長い」は、意外に大きな伏線かもしれません。