ラグビーワールドカップの真裏ですから、相当厳しい状況だったのですが、「いだてん」、やってしまいました。

3.7%!

まあ、仕方ないのですが、取ろうと思っても、取れる数字ではありません。

ただ、

わたくし、録画で見ましたが、これは消せません。

大のつく、傑作、まさにマスターピースであります。

神木隆之介扮する五りんが、なぜ志ん生に、弟子入りしたか、そして、五りんの親と、志ん生が、どういう繋がりがあったのかを、描いたのですが、志ん生を演じる森山未來が素晴らしい。

さらに、満州慰問に同行するのが、円生なのですが、演じる中村七之助が、これまた絶品です。

私の世代で、円生、志ん生は、ぎりぎりリアルに見ておりますが、森山未來、中村七之助、ともに全く似せようとしておりません。

しかし、その佇まいは、ともに不世出の大名人に見えるのですから、大したものです。

森山未來は、若い頃から、中年に差し掛かるまでを演じているのですが、どんどん良くなっております。

そして、七之助。

似ていないのに円生に見えるのです。何ともいえない色気があります。艶といってもいい。

さらに、仲野太賀!

オリンピックに出場できる才能がありながら、時代に翻弄され、戦死するのですが、この人は、本当に巧い。

この三人を見るだけで、たまりません。しかし、それは残念ながら、一般受けするものではありません。

良いではないですか。こういう濃いドラマは、マニアックな連中だけで楽しめば充分です。