和田誠さんが亡くなりました。

私にとっては、あまりにショックが大きく、しばらく言葉を失うほどでした。

映画の見方を教えてくれた、私が勝手に、師匠と思っていたかたのひとりです。

まだ、中学生のころ、キネマ旬報の連載、「お楽しみはこれからだ」で、和田さんのイラストと、映画の名セリフは、私を魅了しました。

独特のタッチのイラストは、数々の映画俳優のキャラクターを見事に集約し、その感性は、唯一のものでした。

そして、クラシックなものから、最新作まで、名作映画から、和田さんがチョイスした名セリフも、次号が待ち遠しいほどで、連載を集めた単行本も、いまだに全て持っております。

週刊文春の表紙も、ずっと和田さんが担当しておりましたが、これで文春のイメージも、かなり変わってくるでしょう。

ちなみに、奥様は、あの!料理研究家の和田レミさんで、息子さんは、TRICERATOPSの和田唱さん、上野樹里さんは、義理の娘になります。

「カサブランカ」や、「第三の男」などは、和田さんがセリフを紹介しなければ、私など見ることもなかったでしょう。

和田さん、今まで本当にありがとうございました。あなたのおかげで、たくさんの名作を知ることができました。

合掌。