この間の続きです。
残りの三本、全て見ました。
まずは、「sunny 強い気持ち、強い愛」。
韓国映画が、元とは知りませんでしたが、「モテキ」の、大根仁監督らしい、私好みの作品でした。
大根監督は、音楽の使い方が、実に巧い。今回も、小室哲哉の絶頂期の時代が、当時の音楽とともに蘇ります。
篠原涼子の、高校時代の親友、板谷由夏と、病院で再会し、彼女が、余命ひとつきだと知り、当時の仲間を探し、なんとか命があるうちに、会わせてやろうと奔走します。
この、篠原涼子の高校時代が、広瀬すずで、震災のせいで、東京に転校してくるのですが、当時は、ルーズソックスにラルフローレンの、安室奈美恵ファッションの全盛期です。
板谷由夏の高校時代は、山本舞香ですが、何と言っても、池田エライザです。この子は、不思議な魅力があります。この映画においても、物語のカギとなっております。
他の方々は、全員誰の高校時代が誰、というのが公表されているのですが、池田エライザの現在だけが、明らかになっていないのです。
それは、最後の最後でわかります。
おすすめです。
次は、「ボヘミアンラプソディー」。
これはねえ、クイーンを、リアルタイムで聴いてきたものにとっては、堪らない映画です。
レミマレックの、フレディマーキュリーが、絶賛されておりますが、ブライアンメイが、唖然とするほど似ております。
売れれば売れるほど、どんどん孤独になっていき、傲慢になり、まわりが見えなくなる。そんなとき、エイズが発症する。
実際に行われた、ライヴエイドのシーンなど、ぞくぞくします。大ヒットしたのもわかります。
ただ、リアルにクイーンを聴いてきたものとして、男性が、クイーンを好きというのは、なかなか言い辛いものがありました。それくらい、フレディのゲイは、知られておりました。
それでも、改めて、彼らの曲を聴くと、心から天才だと思います。
最後に、「アリー、スター誕生」。
ジュディガーランドの、オリジナルは見ておりませんが、バーブラストライサンドのほうは、見ております。そして、今作は、こちらのリメイクです。
ウエイトレスのアリーが、どんどんスターダムにのしあがっていくのですが、彼女を見出だすトップスター、ジャックが、「運び屋」にも出ている、ブラッドリークーパーです。このクーパーが、自ら監督もつとめております。
耳に爆弾をかかえ、酒とドラッグに溺れ、どんどんジャックは堕ちていきます。そのジャックを演じているクーパーが抜群です。
特に、アリーがグラミー賞の新人賞にノミネートされ、その晴れの席で、ジャックの出番は、「プリティウーマン」の、トリビュート、しかもギターだけで、受賞の時には、致命的な失態をやらかします。
そこから、アリーのために、なんとか立ち直ろうとするのですが、その先は、映画をご覧ください。
「アメリカンスナイパー」からのブラッドリークーパーの充実ぶりは、ただ事ではありません。特に、この作品のように、アメリカではスタンダードともいえるものを、出演のみならず、監督までこなし、立派に成功させるのですから、名実ともに、トップスターです。
レディガガも、よくやっておりました。とかくファッションに目がいきがちな彼女ですが、歌も演技も、素晴らしいものでした。
しかし、です。
何の脈絡もない五本の映画でしたが、洋画は不思議と繋がっておりました。
「運び屋」と、「アリー、スター誕生」は、ブラッドリークーパー、「アリー、スター誕生」と、「ボヘミアンラプソディー」ですが、レディガガの名前の由来は、そういえば、クイーンの「レディオガガ」でした。
「麻雀放浪記」以外は、全てお薦めです。