「ノーサイドゲーム」、また池井戸潤かと言われておりますが、なかなかどうして、これは面白い。

いま、一番数字を持っている大泉洋を、満を持して主演に据えただけあって、かなり緻密に計算されて作られております。

何より、ガチガチにラグビーが出来るメンバーを選んでいるため、ラグビーのシーンがリアルなのです。今まで、スポーツを題材にしたドラマに見られた、嘘臭さが見事なまでに払拭されております。

福澤克雄監督は、俳優が本職ではない方々を多用しますが、もうひとつ、お久しぶり、という方々を、実に効果的に起用します。

例えば西郷輝彦。病を経て、実にいい佇まいです。渡辺裕之もいい。ラグビーの監督らしい風貌が活きています。いい俳優は、たくさんいるのです。

今期は、このドラマが大本命ですが、実は、韓国ドラマのリメイクにも、見るべきものがあります。

大森南朋主演の、「サイン」と、唐沢寿明主演の、「ボイス 110緊急指令室」です。

漫画の原作を、私は、全否定するものではありませんが、あまりにも荒唐無稽で、大人の観賞に耐えられないものも散見され、面白いものであれば、アメリカだろうが、韓国だろうが、どんどんリメイクすればいい。

「サイン」は、敵役の仲村トオルも、確かな存在感を見せており、例えば、ですが、仲村トオルの財前、大森南朋の里見で、「白い巨塔」ならば、ありではないかとも思いました。奇しくも脚本は、同じ羽原大介です。

私、実は、飯豊まりえという方をかっており、これからもっと出てくると直感しております。

「ボイス」は、いかにも韓国の刑事ものらしい、グロいシーンも見られますが、唐沢寿明が、久々にいきいきとしております。致命的なミスをしたことにされた、真木よう子が、いかにしてのしあがってきたのか、そして妻を殺した真犯人が、はたして誰なのか、次回に引っ張る力は、相当なものです。

こちらの脚本は、浜田秀哉。最近、着実に、いい仕事をしております。

今期は、なかなか楽しめそうです。