ネットに出ている知識だけで、ものを書くとこうなるという、お手本のような記事をふたつ見かけました。

ひとつは、川口春奈が、低視聴率女優というものです。「イノセンス」が、初回が一桁の視聴率だったことを受けた記事です。

確かに、「夫のカノジョ」は、連ドラ視聴率では、かなりの低視聴率でしたが、別に彼女だけに責任があるわけではありません。

企画、他の俳優、全てにおいて、よくこの面子で、ゴールデンの連ドラが通ったな、というレベルでした。

また、「探偵の探偵」や、「chef」が、彼女の出演作で、どちらも視聴率が低かったとありましたが、これは、北川景子と天海祐希が主演であり、彼女がどうこう言われるようなポジションではありません。

要するに、無理やり、彼女と低い視聴率を結びつけたような記事なのです。もっとも、彼女が、主演女優に値するかたかどうかは、別の問題ですが。

もうひとつは、中条あやみが、連ドラに初主演するというもので、脚本家も、北川悦吏子で、高視聴率が見込めるとありました。

阿呆か。こういうメディアに限って、視聴率が悪いと、すぐに主演女優に、バブル崩壊だの、低視聴率女優だのと、レッテルを張りたがるのです。

そもそも、中条あやみなるタレントだけで、数字が取れると思っているのなら、相当おめでたい。いくら、コマーシャルで人気があり、可愛い女性でも、演技に関しては、未知数です。

もう、人気女優=高視聴率、落ち目=低視聴率みたいな、単細胞的な発想はやめるべきです。