昨日の、坂元裕二さんを特集した、「プロフェッショナル」は、なかなかのものでした。

坂元さんの代表作のいくつかが、ダイジェストで流れましたが、「それでも生きてゆく」も、「カルテット」も、「mother」も、「最高の離婚」も、実によいところを使っておりました。そう、作り手が、坂元裕二作品を、きちんと見ていなければ、選ばないところばかりです。

しかも、BGMとして流れている音楽は、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」です。それだけで、私は、たまりませんでした。

カメラは、何ヵ月も坂元さんに密着し、新作の舞台の脚本を、試行錯誤を繰返しながら、作り込んでいくところを、丹念に追いかけておりました。

会話に、特に拘る坂元さんは、何度も何度も、自分で口に出しながら、セリフを書き直しておりました。こうして、あの宝石のような、言葉を産み出しているのです。

ナレーションでは、日本を代表する脚本家とありました。そう、坂元さんは、既に、いまの日本の、まぎれもないトップなのです。

坂元さんは、連ドラをしばらく書かないと宣言しましたが、単発でも構いません。この、ドキュメンタリーを見て、坂元さんの新作を、とにかく見てみたいと、切に思いました。