また、WOWOWのドラマですが、上川隆也主演の、「真犯人」は、非常に面白い作品でした。
昨日、最終回でしたが、本当に最終回まで、私にも犯人がわからなかったのです。
例えば、「下町ロケット」では、佃製作所の敵である側に、情報を流している裏切り者が、内部にいるのですが、これなどまず間違いなく、誰かがわかります。
しかし、こちらは、本当にわかりません。いや、消去法でいけば、このひとくらいしかいないのですが、動機がありません。
それが、最終回を見て、なるほどと納得致しました。そういう事でしたか。
このドラマは、いまと、児童誘拐が発生した時と、その事件の時効間近の、三つが描かれるのですが、脚本がしっかりしているので、混乱致しません。
警察上層部の思惑に翻弄され、あと少しのところまで真犯人を追い詰めながら、ある出来事が起きて、警察に批判が集まり、結局時効を迎えてしまいます。
しかし、容疑者のひとりとされていた、被害児童の父親が、殺されるに至り、小泉孝太郎扮する刑事が、当時の児童誘拐との関連性に気付き、既に刑事を辞めている、上川隆也を訪ねることで、少しずつ真相が明らかになります。
上川隆也を筆頭とした、刑事の面々も、時効間近のほうは、でんでん、田中要次、甲本雅裕、浜田学と、地味ながら、皆さん刑事にしか見えません。
特に、上川さんと甲本さんの絡みは、嫌でも「遺留捜査」を想起させますが、全くの別物です。私は、こちらのふたりのほうが大好きです。
さらに、敵役と言えば、今や日本一の高嶋政伸!今回は、シリアスながら、実にいい味を出しております。
何度でも書きますが、このレベルのクオリティが、なんで地上波で出来ないのでしょう?スポンサーに気を使うような内容でもなく、エグい描写があるわけでもない。
レンタルがリリースされましたら、是非ご覧ください。これは、面白さを保証いたします。