斎藤工が、「麻雀放浪記」をリメイクするとの報道がありました。監督は、あの!白石和彌です。
「麻雀放浪記」は、一度映画化されております。監督は、イラストレーターとして、日本一の和田誠。主演は、真田広之、まごうことなき、傑作です。
大竹しのぶ、鹿賀丈史、高品格、加藤健一、名古屋章、そして加賀まりこ。寸分の隙もないキャスティングと、リアルな戦後すぐの東京。
和田誠さんの、監督第一作ですが、映画に対する造詣は、尋常ではありません。その想いが、見事に結実しておりました。私も、大好きな作品です。
阿佐田哲也の原作も、映画も、どちらも偏愛する斎藤工は、このての傑作のリメイクが、ろくなことにならないことを、充分認識しております。何より、原作でも舞台になっている戦後の東京を、和田さんはリアルに知っており、斎藤工は知るよしもありません。つまり、勝負にならないのです。
だから、おもいっきり変化球で行くことを選びました。主人公の坊や哲が、現代の東京に現れるのです。そう、SF映画にするのです。
叩き台は、「麻雀放浪記」なのですが、まるで別物を創るのです。それならば、わからないではありません。あえて邪道を選んだということです。
ならば、白石監督は、適任です。監督も、「麻雀放浪記」の大ファンだそうで、まともに勝負をしたら、敵わないことがわかっています。
ドサ健が登場するかはわかりませんが、これはこれで、かなり楽しみです。
※何度も書きましたが、正面きってリメイクするなら、坊や哲は、二宮和也、ドサ健は、北村一輝。このふたりなら、文句なしです。
何故か?ふたりとも、昭和の匂いがするからです。そして、原作を読めばわかります。
このふたりしか、おりません。