フィリップビゴさんを、ご存知ですか?

日本に、フランスパンを普及させた方です。

ただ、お店は神戸です。私は、東京に出張に行ったとき、プランタンの地下にあった、東京唯一の支店におじゃまし、お土産として持って帰ったところ、子供がえらく喜び、特にバゲットとカンパーニュは、絶品でした。安くはありませんが、買えない金額ではありませんでした。

パスタを作り、トマトソースなどにつけて食べたり、ポトフやビーフシチューにあわせると、これはもう絶品でした。食事としてのパンなのです。そして、残念ながら、私の地元には、カンパーニュそのものが、売られておりませんでした。ハード系のパンは、地方では本当にろくなものがなかったのです。

その、ビゴさんが亡くなりました。そのことに対し、フランス大使館が、メッセージを送りました。これがすごい。国として、いちパン職人の功績を称え、その死を惜しんだのです。

プランタンも、今はありません。ネットで見たところ、マロニエゲートには、お店が残っているようです。

最近はよく、日本人すごい、みたいなバラエティーが放送されますが、海外に、日本の伝統の食を、高価ではなく、一般の人達に普及させ、亡くなったとして、日本大使館がメッセージを出すような方がおりますか?そう考えると、ビゴさんが、いかに凄いことをしてくれたかが、おわかり頂けると思います。

いまは、私の地元にも、美味しいパン屋は出来ました。しかし、あの、武骨な、それでいて繊細なバゲットや、カンパーニュは、やはり別物なのです。

ああ、食べたいですねえ。