TBSの、看板枠の主演が、松本潤から二宮和也に、引き継がれるのですから、嵐も大したものです。
「ブラックペアン」を再見しましたが、ニノ、抜群にいいです。テレビでは、倉本聰さんの作品でも、二宮和也の良さは出ておりましたが、それ以降は、私にはしっくりくるものがありませんでした。
「ハンドク」のときの、長瀬智也を慕い、普段はおちゃらけているのですが、実はかつてチーマーをしきっていた、ノブを演じたときのニノは、当時まだ嵐がブレイクする前でしたが、私には強烈な印象を残しました。
どこかに闇を抱えた、得たいの知れないキャラクターを演じるときの、二宮和也は、凄まじいものを発揮します。それがまさに、今回の渡海です。
昨日も書きましたが、ニノの眼差しを見てください。けだるそうにオペ室に現れる、ニノの佇まいを見てください。あれは、やろうと思ってできる芝居ではありません。天性のものです。
全く力んでいないのです。クリント・イーストウッドや倉本聰が惚れ込んだ、役者としての二宮和也を、私達はいま、見ているのです。
初回視聴率は、13,7%。「99,9」のような、万人向けではありませんが、このボルテージを維持できれば、テレビにおける、二宮和也の代表作になるでしょう。
※ニノの上司となる、教授を演じる、内野聖陽が、これまたいい。いつもの過剰気味の芝居をおさえ、これまた得たいの知れないキャラクターを、嬉々として演じております。
内野聖陽が、実にかっこいい。ひげをたくわえ、神の手をもつ外科医、佐伯は、かなりの策士です。スーツの着こなしも抜群でした。
余談ですが、「チームバチスタの栄光」の田口は、私は、内野さんがベストだと、ずっと思っておりました。竹内結子と伊藤淳史は、原作を読めば、かなり違和感を持つはずです。