「コンフィデンスマンJP」を、再見しましたが、やはり細部が相当甘い。
今まで何度か薦めましたが、またまた書きます。
「スティング」を見てください。その差に愕然とするでしょう。
このドラマは、先日書いた通り、「スティング」へのオマージュに、溢れておりました。
しかし、ジョージロイヒルの傑作、「スティング」は、細部の細部まで、緻密に作られております。
例えば、です。
ドラマにおける、オープニングのひっかけは、まさに「スティング」の、まんま、なのですが、ここを「スティング」のばらしにならずに書くのは、極めて難しい。
あえて、書きますが。連ドラのとっかかりで、ヒロインの長澤まさみさんが撃たれたとして、それで死ぬわけがない。だって、これからドラマが始まるのですから。
ましてや、「スティング」のほうは、騙されたほうは、ギャングも、刑事も、誰も騙されたと気づいていないのです。これが凄い。
これ以上は書けません。騙されたと思って、「スティング」をご覧になってください。
ポールニューマン、ロバートレッドフォード、ロバートショウ、文句なしの名演ですし、「明日に向って撃て」の、ジョージロイヒル監督との名トリオですから、つまらないわけがない。
いまでは、スタンダードになった、マーヴィンハムリッシュのテーマソング、「エンターテイナー」も、この映画なのです。
パーフェクトな映画は、そうはありません。世界中の映画人が、パーフェクトだと、間違いなく認めた、映画のひとつです。