京都のことです。

いま、京都のタクシーに乗ると、かなりの確率で、こういう輩にあたるそうです。

中国、韓国、外国人を、猛烈に罵倒するのだそうです。

そうでしょうなあ。

実は、私も、遭遇したことがあります。

ただし、外国人ヘイトではありません。地方に対する見下しでした。

今から10年ほど前のことですを私は、京都の街中のホテルから、駅までタクシーを使いました。

まあ、運転手が喋る喋る。

最初は、お決まりの会話でした。何か京都で、美味しいものを食べましたか?みたいなものでした。

駅まで、でかい荷物を持って、ホテルからタクシーに乗るのですから、観光客だと丸わかりです。そりゃ、ビジターとしては、悪くは言いません。木屋町で食べた、湯葉だとかおつけものが美味しかったと答えました。

そこからです。京都は食のレベルが高く、調理師学校も、京都の学校を出ると、ランクが違うから、引く手あまたなのだと、次から次へと、京都えらい、が、始まりました。

そこまでは、まあ、許せました。

その運転手は、自分が訪れた温泉の料理が、いかにひどかったかを、語り始めたのです。塩辛くて食えたものではない。あんなものを、普段食べている人達の、気が知れないというものでした。

そこ、私の地元でした。

そこで、愛想笑いができるほど、私は人間が出来ておりません。

ひとこと、「おろして」と、伝えました。

唖然とした顔の運転手に、こう告げました。

「塩辛くて悪かったな。俺たちは、あれを美味いと思って食ってんだよ」と。

同じ日本の、地方に対してですら、これですから、外国人なら尚更でしょう。

それで、何がおもてなしの街だ。あんたら、観光で食べているんだろうよ。

お前ら、何様だ?