まだ、「西郷どん」を見ております。
役者が悪いわけではないのです。とにかく脚本が、どうにもならない。
しかし、これを称える方々もいるのも、事実です。ネットでは、神回などと絶賛する声も載っておりました。
神回だ?
下級武士の西郷と、藩主島津斉彬が、相撲をとるのが神回だそうです。世の中は変わりました。
いま、かつて名作と言われた、「翔ぶが如く」を見始めました。総集編ではなく、完全版です。
当時の殿様と、下級武士は、とんでもないくらいの格差がありました。それが、フィクションとはいえ、相撲はない。
先週の、ロシアンルーレットといい、中園ミホさんは、無茶が多すぎます。
「翔ぶが如く」では、吉之助が出した建白書に対し、藩主斉彬が返書をするシーンがありました。そのとき、取り次いだ役人すら、清めの水を使ってから、おそれ多い返書を見せてくれと申し出ておりました。
それでいて、あえて指摘はいたしませんが、「翔ぶが如く」からのいただきが、所々にありました。
改めて見ると、本当によく出来ております。
また、今さら言っても始まりませんが、役者がいい。
西郷の西田敏行、大久保の鹿賀丈史は、史上最高のコンビと言われておりますが、島津斉彬の加山雄三、久光の高橋英樹、お由羅の草笛光子、幾島の樹木希林、若手(!)が、蟹江敬三、佐野史郎、内藤剛志、緒形直人、堤真一。
いま、風間杜夫が演じている、西郷の父は、故、坂上二郎さんで、享年49となっておりました。その当時、坂上さんは、56でした。
私が痛感したのは、年寄りが年寄りをきちんと演じていることで、浜村純さんや、大路三千緒さんなど、いずれも故人ですが、本当に田舎の爺さん婆さんなのです。今の皆さんは、やはり若い。
老人役を受けられる役者が、本当に少なくなっております。