また、坂上忍さんです。それに世界のVTR。

とんねるずは、深夜枠で復活。要するに、企画力が全くない。それが、今のフジテレビです。

いや、元々フジテレビは、その時代のトップを集めるだけが取り柄でした。ただ、先物買いも巧かった。それを両立させていたから、フジテレビは、テレビのトップにいたのです。

ただ、「SMAP×SMAP」は、トップアイドルを使いながら、バラエティーの本道を歩んでおりました。そのスマスマを、理由はどうあれ、あのような無様なかたちで終わらせた。

あれが、フジテレビの終わった日、だと思っております。

今になって、再開してほしい番組のトップに、「笑っていいとも」が、祭り上げられておりますが、冗談ではありません。とっくの昔に賞味期限は切れていたし、最後のほうなど、あれほど惰性で作られていたバラエティーを、私は知りません。

終わるべくして、終わったのです。

そして、先物買いの部分が、すっぽりなくなってしまった。冒険をせずに、タレント依存を高めた。そのタレントにそっぽを向かれ出したのですから、まともな番組が出来るわけがない。

こう書けばわかりやすい。

日本テレビ

地道にバラエティー比率をあげ、数多くの人気バラエティーを持つ。アイドルに楽をさせないのと、無名のタレントを、いきなり抜擢する。

TBS

バラエティーにおいては、つくりものの部分、あざとさを隠さない。それでいて、ドラマはいま絶好調。お金もかけるし、クオリティも高い。

テレビ朝日

シリーズドラマ比率が一番高いが、磐石のラインナップ。クイズがやたらと多いが、カズレーザー、宇治原など、クイズタレントを発掘した。

テレビ東京

一番エキサイティングなバラエティーを作り続けている。お金がかけられないぶん、とにかく知恵を使っている。実は、一番企画を他局にパクられている。

全ての局に共通しているのは、

地味に金脈を探しあてた、ということです。例えばTBSは、ずっと池井戸潤さんのドラマを制作していたし、テレビ朝日は、米倉涼子さんのドラマを、ずっと作っておりました。たまたま、ではないのです。

内輪うけがかっこいいと思っていた時代は、とっくの昔に終わっております。その象徴であったとんねるずの番組が終わり、それでいて切りきれずに、深夜枠でとんねるずを使うということが、いまのフジテレビの象徴と、最初に書いた意味が、おわかり頂けるのではないでしょうか。

まあ、コネ入社が、一番多いと噂され、その新入社員と親を入社式に呼び、タレントを呼んで大騒ぎをして、それをワイドショーで報道するということが、いかに世間とずれているかということに気付かなければ、ここは変わりようがありません。