「逃げるは恥だが役に立つ」をご覧になり、今からドラマ終了後のことを、「逃げ恥ロス」などと、心配なさっている方々がいらっしゃいます。

「あまちゃん」以降、この⚪⚪ロスという言葉が、やたらと使われておりますが、なーにそこまで引きずることはありませんわ。

ただ、そういう方々には、こんな映画をお薦めします。

「グッバイガール」

この映画はいいですよ。レンタルでは、隠れた名作コーナーか、アカデミー賞コーナーにあると思います。

うれない役者と、男運の悪い、子持ちダンサー女が、ひょんなことから同棲生活が始まります。

その女は、付き合う男達が、なぜか成功し、その後彼女を捨てる、ということが続いておりました。だから、グッバイガール、です。

そのふたりを、リチャードドレイファスと、マーシャメイスンという、無茶苦茶巧いおふたりが演じます。脚本はもちろん、ニールサイモン!監督は、「愛と喝采の日々」の、ハーバートロス。

ハリウッドお得意の、ボーイミーツガール型のハートウォーミングコメディです。

野木亜紀子さんは、とても巧い脚本をお書きになりますが、こちらは世界的な劇作家のニールサイモンです。

私が見たのは、40年も前ですが、今改めて見たら、笑いながら号泣すると思います。

いま、ストーリーを、ネットで確認しておりましたら、三谷幸喜さんの作品を、多数手掛けたプロデューサーの、石原隆さんが、この映画を絶賛しておりました。

三谷幸喜さんは、明らかにニールサイモンを意識した作品が、多数あります。三谷作品を知り尽くした石原さんが、この映画に惹かれるのは、当然といえば当然です。

ネットでのレビューも読みました。これほどの名作ですら、退屈なだけの駄作と、自分の読解力を棚に上げ、酷評している阿呆がおりました。もう、腹も立ちません。

アカデミー賞やゴールデングローブ賞を多数受賞した、この名作を未見の方は、騙されたと思って、見てください。

主題歌も含め、完璧なハートウォーミングコメディです。ただし、ガキには理解できないと思います。