松本創さんの、ノンフィクション、「誰が橋下徹をつくったか」を、読み終えました。
西岡研介さんもそうですが、ノンフィクションのなんたるかを読み手に教えてくれる、素晴らしい本です。
松本さんは、ただひたすらに、橋下徹の言動と、それを取り巻くメディアの言動を追い求め、分析します。そこに、私情はほとんど入りません。
政治家、橋下徹も、最初は、決して怪物ではありませんでした。改革者の名の下に、大阪におけるおかしなことに切り込みました。怪物が棲むといわれる、大阪の官庁では、ある程度強引な手法も、やむを得ません。そして、その行動に、府民は喝采を送りました。
しかし、唐突に彼は暴走を始めます。それは、意図してなのか、そうでないのかはわかりませんが、少なくとも、批判をすると徹底的に個人や会社を叩き潰そうとし、それに乗っかり熱狂する一部の輩が、特にネットではそれに拍車をかけ、さらにエスカレートしていきます。
しかも、こういうことが繰りかえされると、メディアは自分のところに火の粉がかからないことだけを考えるため、批判できなくなってしまいます。明らかに、彼自身の失言だとしても、詭弁ですり抜け、逆批判を始め、記者に対しては、実名を挙げて吊しあげる。それにネットがのっかり、あることないこと書かれたら、記者は批判など、できるはずもありません。
そして、一部の政治家、評論家、作家が、彼を稀代の政治家だともて囃し、いよいよ暴走が誰にも止められなくなってまいりました。
以前も書きましたが、維新なんとかは、橋下、松井商店です。それ以外に、スキャンダル以外で注目された政治家って、誰かいますか?
政務調査費の不正流用や、後援企業への利益供与など、どこが既成政党と違うのよ?というレベルのお話ばかりで、極め付けは上西なんとかで、党は彼女を除名にしましたが、彼女を公認し、応援していたのは、党の執行部なのです。
この本は、彼の発言の矛盾と変遷、そして関係者、特にメディア側の方々の取材を繰り返します。当然なから、取材を拒否する方々も多数おりますが、地道に裏をとっていきます。
私は、地方に住んでいるので、この本は、通販でとるしかないと思っておりましたが、偶然まちで一番大きな本屋で発見しました。
その本屋に勤める知人に聞いたのですが、静かに、しかし確実に注文が増え、店頭に置くことを決めたそうです。
どこぞの傑作ノンフィクションが、300時間取材したと、センセイが豪語しておりましたが、この本は、そんなレベルではありません。何年もの地を這うような取材ぶりが、よくわかります。
Amazonでも、今は入荷待ちだそうです。これは、大阪だけで起こり得る事ではありません。今の日本人の、必読の書です。
西岡研介さんもそうですが、ノンフィクションのなんたるかを読み手に教えてくれる、素晴らしい本です。
松本さんは、ただひたすらに、橋下徹の言動と、それを取り巻くメディアの言動を追い求め、分析します。そこに、私情はほとんど入りません。
政治家、橋下徹も、最初は、決して怪物ではありませんでした。改革者の名の下に、大阪におけるおかしなことに切り込みました。怪物が棲むといわれる、大阪の官庁では、ある程度強引な手法も、やむを得ません。そして、その行動に、府民は喝采を送りました。
しかし、唐突に彼は暴走を始めます。それは、意図してなのか、そうでないのかはわかりませんが、少なくとも、批判をすると徹底的に個人や会社を叩き潰そうとし、それに乗っかり熱狂する一部の輩が、特にネットではそれに拍車をかけ、さらにエスカレートしていきます。
しかも、こういうことが繰りかえされると、メディアは自分のところに火の粉がかからないことだけを考えるため、批判できなくなってしまいます。明らかに、彼自身の失言だとしても、詭弁ですり抜け、逆批判を始め、記者に対しては、実名を挙げて吊しあげる。それにネットがのっかり、あることないこと書かれたら、記者は批判など、できるはずもありません。
そして、一部の政治家、評論家、作家が、彼を稀代の政治家だともて囃し、いよいよ暴走が誰にも止められなくなってまいりました。
以前も書きましたが、維新なんとかは、橋下、松井商店です。それ以外に、スキャンダル以外で注目された政治家って、誰かいますか?
政務調査費の不正流用や、後援企業への利益供与など、どこが既成政党と違うのよ?というレベルのお話ばかりで、極め付けは上西なんとかで、党は彼女を除名にしましたが、彼女を公認し、応援していたのは、党の執行部なのです。
この本は、彼の発言の矛盾と変遷、そして関係者、特にメディア側の方々の取材を繰り返します。当然なから、取材を拒否する方々も多数おりますが、地道に裏をとっていきます。
私は、地方に住んでいるので、この本は、通販でとるしかないと思っておりましたが、偶然まちで一番大きな本屋で発見しました。
その本屋に勤める知人に聞いたのですが、静かに、しかし確実に注文が増え、店頭に置くことを決めたそうです。
どこぞの傑作ノンフィクションが、300時間取材したと、センセイが豪語しておりましたが、この本は、そんなレベルではありません。何年もの地を這うような取材ぶりが、よくわかります。
Amazonでも、今は入荷待ちだそうです。これは、大阪だけで起こり得る事ではありません。今の日本人の、必読の書です。