今の日本に、もはや欠かせないものと言えば、コンビニと通販です。

どちらも、未だに成長を遂げており、とどまるところを知りません。

しかし、そのビジネスモデルは、間もなく危機に瀕するでしょう。

単純なことです。現場に無理を強いているからです。

コンビニは、基本24時間営業、年中無休です。深夜はスタッフ確保が厳しくなり、結局フランチャイズオーナーが、やらざるを得なくなります。

さらに、今のコンビニチェーンのえげつないところは、以前にも書きましたが、儲かっている自社のお店の、すぐ近くに、テメエのチェーンを出店するのです。

それで、前からあったお店の売り上げが七割になっても、自分たちのチェーンとしては、二軒で150%にはなるし、全て商品は買い取りですから、もっと儲かるわけです。

コンビニチェーンの、あそこなど、ここ数年で、うちの近所だけで三軒あります。全部歩いていける距離ですよ。

こんなことをしていたら、間違いなく店はもたなくなります。しかも、フランチャイズのなり手も、これから確実に減ります。

ここの創始者は、経営の神様のように言われておりますが、本業のスーパーはガタガタですからね。

私は、オーナーの方々が結託して、一揆のようなことが、いずれ起きると思っています。

通販は、もっと大変です。

外資系の、通販大手は、基本送料がただです。と、いうことは、宅配業者に払うお金を、とことんダンピングしているということです。

そうなると、宅配業者は儲けが薄くなります。地域によっては、下請けに出しているところもあり、そうなるとひとつ運んで、儲けが何十円でしょう。

宅配業者は、すでに淘汰が進んでおり、佐川、ヤマト、日本郵便の寡占状態です。運びきれなくなる時代が、そこまで来ています。

それでいて、都心では、当日配送などという、無茶をするようになってまいりました。

あのさ、便利はいいことです。けれど、ものには限度というものがあります。

現場にいる末端の方々が潤うのなら、どんどんやるべきですが、そうではありません。むしろ現場は、無理に無理を重ねております。

ファストフードのワンオペと一緒で、そんなやりかたは、必ず破綻します。すでに宅配業者では、人が全く集まらなくなったと報道されています。

当たり前ですが、便利ということには、コストがかかります。たくさんの金額を買うならいざ知らず、千円、二千円のものまで、送料無料なんて、どう考えてもあり得ないのです。

こんなことが、当たり前になることは、異常ということです。