TBSの、60周年記念番組が、四時間ぶち抜きでありました。さすがに付き合いきれないので、飛ばし飛ばし見ましたが、そうですね、「ドラマのTBS」といわれた時代が、確かにありました。

「ありがとう」、「肝っ玉かあさん」、「水戸黄門」、「大岡越前」、「三年B組金八先生」、「東芝日曜劇場」、「ザ、ガードマン」、「キイハンター」、「Gメン75」、「木下恵介アワー」、「ふぞろいの林檎たち」、そしてあの!大映ドラマ制作の数々。

どれも、かなりの高視聴率でしたが、当時子供だった私にとっては、「金八先生」と、山田太一さんの作品以外は、正直どうでもよいものばかりでした。そう、お茶の間なるものが、まだ機能していた頃に、家族団欒のもとに見るようなドラマが、TBSのカラーでした。その最終型が、「渡る世間は鬼ばかり」だったのです。もっとも、あのドラマは、嫁姑が一緒には見られたものではありませんが。

で、私にとっての、ドラマのTBSは、このての作品が死に絶えた後に出て来たもので、例えば宮藤官九郎さんの作品や、「ハンドク」、「SPEC」、「花より男子」
、「白夜行」、「仁」、「MOZU」、そして「Nのために」。

決して、野島ドラマではないのです。

最近は、出来不出来の落差が激しく、とても付き合いきれないものも多々ありますが、それでも他の局よりは、かなりましです。

ただ、強いて言うなら、気合いの入った作品と、そうでないものの落差が大きすぎます。

大変失礼ながら、「天皇の料理番」と、「ホテルコンシェルジュ」が、同じ期待度とは思えないのです。予算も全然違うでしょう。

だから、ドラマの枠を減らすのは、私は正しいと思います。作り手の方々は、勿論一生懸命でしょうが、見る側からすると、これ、誰が見るの?というドラマも、存在するのも事実です。

今期もありますよ。あえて名前は出しませんが。

そのドラマと、「下町ロケット」が、同じ期待度とは、とても言えないでしょう。

見る側だってわかるのです。ならば、どうせ視聴率が取れないのならば、ゴールデンタイムに、かつての名作の再放送をやっても、私は構わないと思います。

大して数字は、かわらないと思いますよ。

※しかし、先程私が名前を挙げた作品も、この四時間もある特番なのに、ずいぶんスルーしていましたね。

野島ドラマに、随分偏っていたように、私には思えました。