苦痛を覚悟で、「金曜日のスマたちへ」の殉愛特集を、全部見直しました。


いやいや、これは凄いです。様々な事実が露見してから見ると、よくぞこれをノンフィクションと言えたものだと、ある意味感心します。

めっちゃくちゃですよ。いや、本当に。

ネイルサロンを経営(!)していたさくらさんが、妹の出産のために日本に戻り、たかじんさんと出会うくだりに関しては、妹の出産以外は、全て捏造といってよいレベルです。

で、お話そのものが、本当にお花畑なのですが、さて、どこから書きましょうか。

ネットで皆様が指摘されているところも多々ありますが、そこのところはご勘弁を。

昔好きだった人にそっくりだから、プロポーズということ自体が、もう無茶苦茶なのですが、12月30日に、家にいき、テレビをつけたら、「そこまで言って委員会」をやっていたなんて、あり得ないのです。

この日、金曜日ですよ。テレビでも見なさいといって、テレビをつけるのですから、録画したものではないでしょう。

ましてや、出会って二度めのデートでプロポーズされたら、私は人妻ですと断るのが当たり前です。迷いようがないではないですか。

さらに、お正月はお互いひまだから、たびたびデートしたとありましたが、そもそも妹の出産にあわせて日本に来たのですから、妹のところに毎日でも行くのが普通の神経です。

それを、ひまだからデートはないでしょうよ。

冒頭のシーンだけで、こうですよ。後は押して知るべしです。

ひとつだけ、経験上確信をもって言えるのですが、人間は寝ないなんてことは出来ません。不可能です。

私は若い頃に、仕事で72時間起きていたことがありますが、そのあとは泥のように眠りました。

だから、仮眠レベルだけで、何ヵ月も看病なんて、あり得ないのです。そして、そもそもICUなのですから、そこまで付き添いなど必要ないのです。

書こうと思えば、まだまだ書けますが、あえてこれだけは。

大竹しのぶさんは、最初のご主人を、癌で亡くしております。だから、あの盛りに盛ったVTRを見せられても、終始無表情でした。

それと、30過ぎて、テメエのことを名前で呼ぶ女を、私は大嫌いです。