昨日、フジテレビのドラマがまともだと誉めたばかりですが、こんなことをやっているから、批判されるのです。

先日、放送された、「黒い看護婦」というドラマは、実際にあった事件を描いた、ドキュメンタリードラマで、大竹しのぶさん、寺島しのぶさんという、当代きっての実力派女優を配し、かなり見応えがありそうでした。

ところが、監督の名前がありません。どういうこっちゃと訝しく思っていたら、なにかの記事で読みました。

20分近く、カットしたのですね。

当初の時間よりも、編成の都合で放送開始時間が遅くなり、コンパクトにまとめてくれとの要望が、局からあったそうです。

しかし、完パケのものを納品してから、さらに切れ、は、まずありえません。元々局の要望する時間だったからです。

なんと監督は、「愛を乞うひと」の平山秀幸さんです。日本を代表する監督です。

そりゃ、怒りますわ。できないとつっぱねました。そして、深夜でもいいから、そのまま放送してくれと。すると今度は、局がつっぱねた。

それで、監督は、ならば勝手にやってくれ、その代わりそうなると、これは自分の作品ではない。だから、自分の名前をクレジットしないでくれと。すると、脚本家以外のスタッフも同調しました。作品は、映画ならば監督のものですから、監督がクレジットされない代物に、自分達が名を連ねるわけにはいかないと。

これは、フジテレビが分が悪い。しかも、映画監督というものを、まるで理解していません。

平山監督だから、オファーを受けた俳優も多いでしょう。でも、こういうことが分からないのが、テレビ屋の悪いところです。

93分を、つめてつめて作り込んだものを、20分近くきったら、かなり無理が生じます。それは、映画監督は許さない。しかし、テレビは、普段から映画を放送するときに、切り刻んでいます。だから、何とも思わない。

しかし、これでは、まともなかたちのものは、陽の目をみないわけですよ。それはあまりに失礼だし、異常です。でも、テレビ屋は、異常だと理解できないのです。

せめて、完全版のDVDを出すべきです。

※昨日も、「問題のあるレストラン」は、実によかった。ちかちゃんの揺れる思いが、たまりませんでした。今ごろ作ったエンドロールも、場所までわかりますが(一昨日、そのへんにおりました)、きゃりーなんとかの曲に、実にあっており、へたなPVより、よくできておりました。

次回から、藤村五月さんの恋人役で、なんと!風間俊介さんが登場します。

坂元裕二、風間俊介、といえば、あの、「それでも生きてゆく」の名コンビです。ちらりと藤田弓子さんも見えました。ハイジこと、安田顕さんの弟も現れます。

こちらは、ますます好調です。最終回、数字がよくなくても、二時間くらいやって見なさいよ。おっと、編成が黙っちゃいませんか。

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