坂元裕二さんは、小説家になっても、素晴らしい作品を産み出すと思います。

かつて、「西遊記」や、「太陽と海の教室」、「ラストクリスマス」を書いていたかたと、同一人物とは、とても思えないほどの、ここ最近の坂元さんの作品は、全てとんでもないクオリティが保たれております。

今回の、「問題のあるレストラン」も、真木よう子さん以外は、正直かなり地味なキャスティングです。

しかし、東出昌大さん、二階堂ふみさん、高畑充希さん、菅田将暉さんなど、若手の
延び盛りの方々に、杉本哲太さん、吹越満さん、安田顕さんら、熟練の方々を混ぜているので、安心して見ていられます。

卑劣極まりない、男尊女卑の企業に、ポンコツが集まって、何かを成し遂げるというのは、フジテレビ得意のテーマですが、坂元さんの脚本は、とにかく台詞です。一言一言が、ウイットにとみ、今回は、会社をやめていった親友の、日記ともいえるレシピがたまりません。

「めざましテレビ」で、杉本哲太さんの、極悪非道ぶりが、相当話題になっておりましたが、いやいや見事な極悪ぶりでした。

ネットでは、こんなセクハラあり得ないとか、とんちんかんな批判が載っておりましたが、あり得ない、おおぼら話を、面白くみせるのが、ドラマの醍醐味なのです。

「ドクターX」みたいな医者が、本当にいるわけないでしょうよ。それと一緒です。

対人恐怖症のシェフに、女装趣味のパティシエ、最高ではないですか。

※昨日、ガールズちゃんねるというサイトの、たかじんさんのトピックに、私が書いたこのブログが、まんま掲載されてひっくり返りました。

すごいアクセスでしたが、私ごときのブログを、よく見つける方がいるものです。

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