昨日においては、「BORDER」は「MOZU 」を完全に凌駕しました。

後者は、明らかに最終回への時間稼ぎで、新谷の脱走から、室井を追い詰めるところまでのお話が、相当無理がありました。

これは、脚本の力の弱さです。倉木と大杉のシーンなど、睡魔を催しました。

で、「BORDER」です。昨日の続きです。

なぜ、彼には死者が見えるようになったのか?それは、頭に銃弾が残っているからなのですが、それはすなわち生死の境目、まさにボーダーにいるからなのです。

で、ここからは、私の勝手な解釈です。

昨日も書いたとおりで、この時点では彼は死んではおりません。同僚、容疑者と話をしています。夢オチではないと私は思います。

最終回で、犯人である大森南朋さんを、彼は違法なことまでして追い詰めますが、全て見破られてしまいます。打つ手がなくなりますが、どうしても犯人が許せない。しかし、彼は刑事です。自ら復讐することもできない。ここにもボーダーがあります。超えてはいけない一線です。

で、あのラストと、あの台詞です。

しかも!あのような結末を迎えた大森さんは、彼の肩に触ります。これは、普通に考えれば、彼自身があちら側にいってしまったと考えるのが妥当です。

勿論、私の考えが正解とは限りません。しかし、これだけ何通りものボーダーに、思いを巡らせてくれるこの作品を、私は絶賛します。

近来まれにみる、素晴らしいラストです。




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