週刊誌の意地

飛鳥涼が、覚醒剤所持の容疑で逮捕されました。

これは、元々週刊文春のスクープです。しかし、誰と誰がくっついたなんてネタには、すぐに飛びつくテレビのワイドショーで、このことをとりあげたところは、一社か二社でした。あとは、お得意のスルーです。ジャニーズやら怖い事務所のタレントには、全てスルーですから。

このくらいの大物になると、すんません、間違えましたではすみません。名誉毀損で訴えられ、巨額な賠償金が待っています。

だからこそ、証拠に証拠を揃え、スクープをうちました。

私が不思議だったのは、まず飛鳥側が訴えることもなく、しかもこれは極めて異例なのですが、本人が当の文春で弁明のインタビューに、応じていることです。

訴えようがなかったのですね。それくらい依存していたのでしょう。逮捕された場所が、恐らくは愛人である女性のマンションで、その女性からもクスリの反応が、尿検査で出ては、言い逃れはできません。

警察も、週刊誌の後追いですが、こちらも相手が相手ですから、相当マークしていたのでしょう。土曜に逮捕したのは、文春の次号に間に合います。ある意味仁義をきったのかもしれません。これは、勿論私の素人考えですが。

と、なれば、次もありますね。特に文春が執拗に追っていた番長などは、限りなくヤバいでしょう。

テレビやタレント事務所の御用週刊誌がはびこるなか、訴訟を恐れず、かといってよた記事を飛ばすわけではない、気骨のある週刊誌の意地です。

今ごろになって、特集を組むワイドショーの連中は、どの面を下げて特集を垂れ流しているのでしょう。





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