これは私はもろにはまりそうです。


今期、最も期待していた「最後から二番目の恋」です。


第一回は、人物紹介に時間を取られてしまうので、交通整理が大変ですが、次からは大分すっきりするでしょう。


まず、何と言っても小泉今日子さんが素晴らしい。

テレビドラマのプロデューサーなのですが、ものすごくリアルです。


ガキなのに見た目が可愛いだけでちやほやされる脚本家(益若つばさ!)を罵倒するシーンなど圧巻です。

ただし、ここは脚本家の岡田恵和さんの本音の代弁でもあります。まあ、ご覧になってみてください。


ろくすっぽ修行もしていない輩が、見た目がいいとかその程度の理由で薄っぺらな中身しかない脚本を平気で書き、しかもそんな脚本をテレビ局が重用する。

岡田さんの痛烈な皮肉です。

タバコをカートンで買い、やたらと声がでかい(現場のテレビ屋は声がでかいのです。しかも自覚がない)ベテランプロデューサーを小泉さんが実に楽しそうに演じています。

この小泉さんの友人二人がまたまたリアル。

どちらも独身でバリバリ働いているのですが、これが森口博子に、とうとう出てきた渡辺真起子!

あの「愛のむきだし」で、渡部篤郎の後妻をまさに怪演しておりました。


服装、話し方、いやいや凄いですよ。会話を聞かなくても、佇まいだけで独身だってわかります。

中井貴一さんは、受けの芝居をきっちりしています。市役所の職員という、どこにでもいそうな、若い連中とのギャップを妙に気にしながらも、まだジジイ側ではないという50代にならないとわからない、この世代独特の感覚がちゃんと描かれておりました。


某事務所の匂いがきついのが若干気になりますが、ジャニーズ、AKB、研音、プラスおくりびとで一丁あがりというドラマよりは遥かにましであります。


ただ、ガキには絶対に面白さがわからないドラマです。初回視聴率は、おくりびともどきのドラマに負けたようですが、大人が見るに値するドラマをこれからも作って欲しいと思う方は是非!