お待たせしました。

今回が完結編です。

白夜行

脚本 森下佳子 主演 綾瀬はるか 山田孝之

最初は、何を血迷って原作をいじくり回すのかと思いましたが、原作を二度読み、ドラマを二回見直し、これは東野圭吾さんの傑作にあえて果敢に挑戦を挑んだ秀作だと改めて実感しました。

そして、このスタッフが「JIN」を生み出します。

主演の二人は勿論ですが、渡部篤郎さんが絶品です。

ドクターコトー診療所

脚本 吉田紀子 主演 吉岡秀隆

倉本聡さんにしごかれた二人が作った秀作。

島の人間のほとんどがコトー先生に手術されたのではないか、というくらいやたらと島民が病気になったり、怪我に遭ったりしますが(小林薫さん一家など全員です)、非常に良く出来たストーリーです。

前略おふくろ様

脚本 倉本聡 主演 萩原健一

長髪で当時のファッションリーダーだったショーケンこと萩原健一さんが、自らのイメージをぶち壊した名作。

板長、秀さんの梅宮辰夫さんが、初めてテレビでレギュラーをつとめたドラマで、何せ当時の梅宮さんは東映の看板スターのひとりですから、オーラ、凄みが半端ではありませんでした。テレビとは恐ろしいもので、残念ながら今では見事に丸くなってしまいました。

萩原さんが喫茶店で、チンピラに脅された時に、秀さんが助けにくるシーンをご覧下さい。ほとんどしゃべらないのに、目付きだけで見ている私がびびるくらいの迫力でした。それでもいきがるチンピラに、「そっちで話そう」という梅宮さんをご覧ください。堪りませんから。


アンフェア

脚本 佐藤嗣麻子 主演 篠原涼子

公開中の映画は未見ですが、前回の映画はテレビシリーズの良さが全く残っておりませんでした。

テレビシリーズのほうは、実に面白かった。共演していた方は皆さん主役級になりました。瑛太、香川照之、西島秀俊、阿部サダヲ、寺島進、加藤雅也、凄いメンバーです。

スクール!

脚本 秦建日彦 主演 江口洋介

アンフェアの原作を書いた秦さんが脚本です。

全然人気になりませんでしたが、私は大好きでした。子供の持つ無邪気な残酷さが良く出ていました。

江口さんを民間校長に推薦する岸部一徳さんが、相棒とはうって変わって善人で、最終回の苦い終わり方も良かった。サンボマスターの挿入歌も実に良かった。


真田太平記

脚本 金子成人 主演 渡瀬恒彦

大河ドラマではないのに、大河ドラマより素晴らしいできばえでした。

渡瀬さんと草刈正雄さんの真田兄弟は勿論ですが、父親の丹波哲郎さんが、今までの集大成のような芝居を見せます。

小国でありながら、軍師としては天才で、それでいて女には極めてだらしない、丹波さんのはまり役です。

池波正太郎さんのドラマチックな原作を忠実に映像化しており、大河ドラマよりも豪華なキャスティングで、約50回があっという間です。

今、放送中の大河ドラマに原作、脚本などと偉そうにクレジットを入れている方は、この作品を見て勉強すべきです。

時代背景がまるで同じなのに、こうまで違うのかと愕然とします。


龍馬伝

脚本 福田靖 主演 福山雅治

ここ最近の大河ドラマでは抜きん出た作品。

龍馬が福山さんに乗り移っています。また、現代の名優、香川照之が評価を決定的にした作品です。

「ハゲタカ」の大友克史さんが大河ドラマという概念を取り払いました。

アミューズべったりではありますが、佐藤健の岡田以蔵、大泉洋の近藤長次郎など、良いほうに結果が出ています。

福田靖さんの作品としても、私は一番好きです。まあ、この作品の前後の大河ドラマが酷すぎた事もありますがね。


さあ、あと三本です。


踊る大捜査線

脚本 君塚良一 主演 織田裕二

今さらですが、当時の刑事ドラマとしては、革命的な中身でした。

私の友人の警察官が、まあよく調べていると言っておりました。

警察官イコール公務員という図式や、キャリアとノンキャリの壁をここまで描いたドラマはありませんでした。

ガチガチの官僚だった柳葉敏郎さんの変化が見物で、官僚の変態バカ息子を青島と二人で取り調べるシーンは君塚さんの真骨頂で、青島のラストの台詞で、何度見ても私は未だに何故か泣いてしまいます。

ただ、残念ですが、映画の一作目までです。

そこから後の作品は、残念ながらろくなものではありません。

恐らくは、あの方の発言力が大きくなりすぎたのでしょう。

あの方が出なかった、スピンオフの二作のほうが、よっぽど面白かったのがその証拠でしょう。

大地の子

脚本 岡崎栄 主演 上川隆也

これこそNHKでなければ出来ない作品です。

山崎豊子さんの原作を、中国を舞台にあれだけのスケールで、しかも主役を当時全く無名だった上川さんで製作するというのは、NHK以外では絶対に無理です。

軍の非情さ、中国のえげつなさが、リアルに描かれており、どれだけ泣いたかわかりません。日本と中国の二人の父親が素晴らしい。ただ、肩はこります。凄い作品ですが、もう一度見るかといえば、正直微妙であります。


ラストです

下町ロケット

脚本 前川洋一 主演 三上博史

これは、素晴らしい作品を作り続けている、WOWOWのドラマWを代表して。
ですから、この一本は、「マークスの山」でも「空飛ぶタイヤ」でも構いません。今のドラマの希望は、WOWOWです。中身はブログで一度書きましたので触れません。

今度は、ベスト30とはいきませんが、穴はいっぱいありますが私が大好きな作品を書きましょう。

しかし疲れました。