どだいマー君(この呼び方ももはや失礼でしょう)と比べる事自体が失礼な話なのです。

先週、楽天の田中と日本ハムの斎藤が甲子園以来の対決をしました。

結果はご覧の通りで、至極当然の結果が出ました。

球場が超満員になり、盛り上がるのはいい事ですが、あの四年前の甲子園で頭が止まっているのは馬鹿メディアのほうで、普段のピッチングを見ていれば、よほどの事がない限り、結果は猿でもわかります。

それくらい田中将大は、素晴らしいピッチャーになりました。

だから、試合後のインタビューで、記者に斎藤投手の存在があったから、ここまで頑張って来られたのでは?という質問に対し、それだけはないと即答しておりました。

当たり前の話です。

プロで四年間、ローテーションをはってきたピッチャーと、今や極めてレベルの低下した東京六大学で、仲間がどうこうなどと寝惚けた事を公言していたアマチュアが、同じ土俵に今現在いる訳がないのです。

かつて、父の知人がアイスホッケーのチームに関わっており、父の別の友人の息子が高校のホッケー部で極めて有望だという事で、一緒にその高校生を口説きに行った事がありました。

その時、知人の方はこう仰ったそうです。

「もし、アイスホッケー選手としてやっていきたいのなら、今すぐうちに来なさい。引退した後もちゃんと面倒はみます。でも私たちが欲しいのは今の君です。進学した四年後の君には、興味がありません。」

彼が選んだのは早稲田大学のアイスホッケー部で、四年後実業団からは全く声がかからなかったそうです。

勿論早稲田から実業団に入った選手は、アイスホッケーでもたくさんおります。ただスカウトという方々は、完璧ではないにせよ、ある程度はわかるのだそうです。その選手がどういうタイプかを。

斎藤というピッチャーは、かなり頭が良いと思います。だからそれなりの活躍はするかもしれません。けれどあくまでもそれなりです。彼にはもう伸びしろがありません。

田中さんがラッキーだったのは野村監督に出会い、しかも野村監督の在任が短かった事です。長いと田中さんの投手寿命はかなり短くなったかもしれません。

いずれにせよ、田中さんは今や球界を代表するピッチャーです。

もう、あの甲子園対決から解き放ってあげるべきです。