何を大げさな、と思うでしょうが、あながち冗談とも言えないのです。

国、というより警察の意向で、10月からパチンコ屋の広告に厳しい規制が入ります。

イベントのように、さもやたらと玉がでるように誤解を与えるCMは全て禁止になります。

東京にいるとわからないと思いますが、田舎においては最大のクライアントは、今まではサラ金とパチンコ屋でした。

凄いツートップですよね。パチンコとサラ金。表裏一体です。

そのサラ金は、総量規制と過払いのせいでガタガタになり、代わりにCMで目立ってきたのが、過払いを請求する窓口である弁護士事務所ですから、これまた凄い話であります。

と、いうか、テレビも節操無さすぎですわね。

さもやたらとパチンコが出るようなイメージを持たせたのも、簡単にお金を借りられると思わせたのも、どちらもテレビCMの影響が多分にあります。

にも関わらず、過払いで青息吐息になったサラ金に、さらに金を引き出させようとしている連中の背中を押しているのもテレビCMです。

どっちに転んでもテレビだけは儲かったわけです。

ところが過払い請求も落ち着いたところに、今回の規制です。

これで、新台が出ても全く宣伝が出来なくなりました。そうなると、パチンコ屋も馬鹿ではありませんから、CMなど出しませんわ。

地方の夜のCMって、実はパチンコ屋だらけでした。だからこれらがそっくり吹っ飛ぶとテレビ局の減収はけっこうでかいのです。

今度ばかりは、代わりに出てくる企業はありません。ただでさえ地方の局は厳しい状況でしたから、深夜の安いCM枠でさえ、激減すればボディブローのように効いてきます。

さんざん甘い汁を吸ってきた相手が致命傷になるのなら、因果応報というべきでしょうか。

まあ、全部とは申しませんが、キー局の番組をネットする事と、キー局の下らないバラエティーを猿真似したようなローカル番組しか作れない連中が、高い給料を取り続けていたほうがおかしいのです。