障害のある子が「親亡き後」に困らないために今できること
鹿野佐代子 明石久美(2020年出版)
主に3つのことが書かれています。
①福祉やサービス
②親として事前に準備、対策しておきたいこと
③残しておきたい情報
実例を交えながら、難しい内容をなんとかわかりやすく伝えたい、という著者さんの努力のあとが見えるような本です。
①福祉やサービス
『親亡き後』『子どもが学校を卒業するまで』『子どもが成人した後』の3つの時期に分けて、障害や病気のある子とその親が使えそうな公的な制度が挙げられてます。
こんなたくさんの制度があるから、上手く使って、親の不安を解消していきましょうね、て内容。
②親として事前に準備、対策しておきたいこと。
ここがたぶんこの本の肝。
後見人制度について詳しく書かれていて、できる限り後見人はつけない方がいいよと強く訴えてます。
その他にも後見人家族信託、特例贈与信託など聞き馴染みのないものをたくさん紹介してくれてます。
プラスして、親本人に頼れる身内がいない場合、ボケた後や葬儀や墓をどうするか、なんてことも書かれています。
……しーちゃんはひとりっこ。夫がいなくなったら身内は娘しかいない。
そんなわたしには、身に迫る内容でした。
③残しておきたい情報
親と子、それぞれの情報を残しておこう、という内容。
残しておくべきではない情報についても書かれているところが面白いです。
巻末に書き込める形の情報シートがついています。必要なところだけコピーして使ってもいいかも。
