クエラップ | Luchoのブログ

クエラップ

只今、チャチャポヤスという町。

太股とふくら脛が筋肉痛。
高校の部活に入って、練習の初日にとりあえずメチャクチャ走らされた次の日を思い出させてくれた。

昨日"クエラップ"という遺跡に行くために3時間延々と山道を登った結果がこれである。

夜明けと同時に出発しようとしたが、朝は雨。
どこかに行こうとすると最近雨ばかりだ。
で、寝て9時半に目覚め、10時に出発。

ティンゴ-ビエホという村から山道を登る。クエラップまでは9.8キロ。
Luchoのブログ-山道の入り口

山道はかなり疲れた。
ソンブレロもない中、強い日差しが照りつける中を歩き続け汗だくだく。
背負っているリュックが汗で濡れ、パンツが汗で濡れ、シャツが濡れ、終いにはズボンまで濡れた。気持ち悪りぃ。
Luchoのブログ-上り

写真もあまり撮る気が起きなかったが、眺めは良い。

途中、歩きで行くことを選択してマジで後悔した。
ツアーにすれば良かったと...。


遠くに遺跡が姿を表した時は非常に嬉しかった。

遺跡近くには電気も通っていないごく小さな村があって、すれ違う人に"あれがクエラップか?"と聞きまくった。
Luchoのブログ-遠巻きクエラップ

そして見えてからがこれまた遠い...。
というか、もうすぐのところからの上りがキツかった。
筋肉も悲鳴を挙げているのに、追い打ちをかけてきやがった。


無事たどり着いたら、ニーニャが看板娘の出店でコーラを買って一人乾杯。
Luchoのブログ-看板娘

うーん、美味。
いや、これこそ"爽やかになるひととき"である。
Luchoのブログ-コーラで乾杯!!

遺跡には若い欧米人のグループ3人と、老夫婦2人と俺だけ。
見学を開始し始めたころには誰もいなくなっていた。

そして雨雲がいらっしゃった。
俺は"雨男"か?

雨雲と一緒に遺跡を見学。

ティンゴ-ビエホの"HOSPEDAJE TINGO"に宿をとっていたのだが、宿の父ちゃん"サンティアゴ"がビニールシートを貸してくれていなければ俺は殺られていた。
家族ぐるみの経営で非常にアットホームな良い宿だった。


世界第2位を誇る石による建造物である"クエラップ"。
至るところ崩れてしまってはいるが、精巧な石組みが素晴らしい。
Luchoのブログ-クエラップ正面入り口
Luchoのブログ-外壁をバッグに


遺跡にいた超良い人、警備員のホセさんによると、クエラップが建てられたのは紀元前とのこと。
インカの人たちもこの遺跡を見本にして石組みをして数多くの建造物を立てたのではないかと言っていた。
Luchoのブログ-ホセさんと

遺跡内部に入り20、30分見学すると雨は上がった。内部は多くの建造物が崩壊してしまっている。
Luchoのブログ-内部の建造物跡

草木が多い繁り花が咲き乱れる中にある、崩壊した建造物。
なんとも味がある。ラピュタだ。
Luchoのブログ-花と外壁

遺跡内にはリャマもいた。
Luchoのブログ-リャマ

そして昔はここに人が住んでいたであろうことを証明する、民家の跡のようなものも。
Luchoのブログ-民家

クエラップ。
ポトシーで出会った旅人に良い遺跡だと教えてもらった。
来て正解だった。人もあまりいないしゆっくり 見学できる。

ただ、警備員のホセさんは人があまり来ないことを嘆いていた。
もっとここが有名になり、観光客が来るようになったら村人の生活も楽になるだろうと...。

ホセさん自身も遺跡を下ったところにある電気も通っていない小さな村に住んでいる。
休みは毎週土曜日だけ。月末だけ山を下るそうだ。
それ以外の休みの日は教会に行っていると。そしてこの仕事を33年間続けているそうだ。俺には考えられん。

今日、チャチャポヤスへ向かう車の中でコレクティーボの運転手が"今年の5月から日本の企業が、ある地点から(どこからか忘れた)クエラップまでをロープウェイで結ぶ工事を開始するといっていた。
それが本当ならば、ホセさんの望んだようにたくさんの観光客が来る場所になるかも しれんな。

そのコレクティーボの運転手も、毎日ほぼ休みなく朝4時から車を走らせていると言っていた。生後1カ月の子供がいるから頑張って働いていると。
1ヶ月の稼ぎは1000ソル(33000円)程。

それを聞いて自分は何を思う。

長くなるからもちろん省略だ。

ティンゴ-ビエホの村、何もないけど良い所。
宿の子供たちに"サッカーしようぜ"と言ったら喜ぶよ。

クエラップ、未だ観光客は少ないけれど素晴らしい遺跡。
結構ハードな道だけど覚悟していけばなんとかなるので、できれば歩いていってね。