そもそもうこの長宗我部本家のお家騒動は今回で3回目なので現段階で3部作となっている。
第1部 ナガコスタ爆誕
第2部 義長の変
第3部 ◯△の陣
である。
ナガコスタとは二世帯住宅として建てられ長宗我部本家の事である。
見た目が洋風でまるでミラコスタのようであることから、我が家ではナガコスタと呼ばれている。
そしてお家騒動は第1部から遡るのである。
今思えば、長宗我部が生まれた時から始まっていたのかもしれない。
以前も書いたかもしれないが、長宗我部は義兄と比べて義母に可愛がられてない。
と言うか、義母は義兄にしか興味がない。
10年ぐらい前、義母が突如、長宗我部に長宗我部が生まれた時の育児日記を渡してきた。家の片付けをしていて見つけたそうだ。
そこに書かれていたのはある意味衝撃の内容だった。
とりあえず長宗我部の体調が1行書いてあるかいないかが数日続いていたが、最後1週間ぐらい経った時だろうか、そこには今までにない長文が書いてあった。
今日、A(義兄)が夫と会いに来てくれた。
やっぱりAはかわいい。
これぐらい普通では?と思う方もいると思うが、
特筆すべきなのは、この何日書いたかわからない(たぶん2週間ぐらい)長宗我部の育児日記帳には長宗我部がかわいいとは一言も書いてないのだ。
当時これを読んだ長宗我部は何とも言えない気持ちになっていた。
そして、なぜこの育児日記を渡そうと思ったのか今でも疑問である。
これを読んで長宗我部が傷つくと思わなかったのだろうか。
そんな感じで生まれながらのアウェー感を知った出来事であった。
そこから長宗我部の苦難の日々が始まる。
※追記※
この記事を読んだ友人から
『おかずは、長宗我部さんより義兄のが多かった?』
と質問が来た。
答えとしては
中高生時代のお弁当のおかずが、
義母は義兄にお肉ばっかりのお弁当って言われたらしいけど、長宗我部はそんな肉だらけのお弁当を食べた記憶はないらしく、タッパーのお弁当箱の
3/4が白米でその上には梅干しの代わりに紅生姜、そして残りの1/4はだいたいほうれん草と卵を炒めたものだっだと言っている。
記憶違いもあるかもしれないので真相は謎だが、
義母は義兄の嫌いな食べ物は覚えているけど、長宗我部の好きなものも嫌いなものもついぞ覚えることはなかった。