今まで何度もアレについて書いてきた。

何度も完結編を書いていたが、正直今一つのとこであった。

しかし、ここに攻略したことを宣言する。

そして、それが少しでも誰かの役に立てば幸いという想いで、ついにアレの正体も明かした。


そう、私は?と言うか、殿は長い間ナフタリン口臭に悩まされてきた。

言うなれば歯槽膿漏の様な匂い。

子供からこの匂いがするのが親としてもかなりショックであった。

膿栓も臭かったので、膿栓による口臭なのか、はたまた鼻も悪いので副鼻腔的なものか、それはそれは悩んだ。
抗菌剤を服用するとスッキリと匂いがなくなるので、細菌の仕業ではある。

しかし、今回は服用後1ヶ月で再発となったため、私は地獄の底と言うか、抜けれないトンネルに入った様で絶望感に苛まれた。

で、以前にも書いたが、漢方薬局にも行って相談もした。
そして熊笹茶も買った。
しかし、効果はあと少しであった。


そして今日書くのはそこからの大逆転である。

漢方薬局では胃が弱いとの診断であった。

確かに油ものを食べた翌日に匂った。

ならば、と思い切って我が家で60年近く親しまれている胃薬『長野御嶽 百草丸』というものを殿に服用させたら、この長い戦いに幕が降りた。
ちなみにこの胃薬は子供も服用できるものだ。

それから、しばらくは様子見しながら服用を続け、その後無事卒業となった。

子供が胃薬を服用するという発想がなかったため、これだけ身近にありながら遠回りをする結果となった。

万人に合う筈がない事は百も承知だが、原因不明のナフタリン口臭に悩んでいる方がいたら、歯磨き粉や舌磨きなどではなく、一度ご自身の胃と向き合うことをおすすめする。