これほど感想に困る映画はないんじゃないでしょうか

監督はシン レッド ライン のテレンス・マリック
ブラッド・ピット、ショーン・ペンが出演しています。
賛否両論ある映画ですが、私はこういう映画は初めて観ました。
五人家族の三兄弟の次男が亡くなった所から映画は始まります。ですが、単なる家族の物語ではなく、生命の誕生から神の存在まで壮大なテーマが散りばめられています。
私が感動したのは映像美と音。映像は地球が生きている事を感じられ、音は音楽だけではなく風の音なども印象的でした。
あらゆる面でミクロとマクロを感じました。
本や映画ではついつい理解しようとしたり意味を考えたりしますが、この映画はそういう事をしないでいいというか。ただ、そこにある。そんな映画です。
芸術性は極めて高く、観る人やその時の状況でどこまでも自由に捉えさせてくれる映画です。
大事な人が亡くなった時、ひどく落ち込んだ時に観たい私にとっては癒しの映画です。
注)万人受けしない映画なので、分かりやすい映画が好きな方にはオススメしません
