@全電通労働会館
救急戦隊ゴーゴーファイブ20周年記念イベントです。
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ショッカーO野さん登場で諸注意。そういえばこのイベント、倍率7倍だったそうです。
その後、幕が開き
1.救急戦隊ゴーゴーファイブ/石原慎一
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ショッカーO野さん司会で
西岡竜一朗さん
谷口賢志さん
原田篤さん
柴田賢志さん
柴田かよこさん
登場でトークタイム。
40分くらいで休憩。
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10分休憩をはさみ再び歌コーナー
ショートバージョンメドレー。歌唱は勿論すべて石原慎一さん。
2.超巨大ロボ!!グランドライナー
3.Go!ファイブ Go!ファイト
4.FASTEST&GREATEST
5.流星合体!!ビクトリーマーズ
最後の曲披露の途中でステージに戦士5人が劇中のオレンジジャケットを着て登場。
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祝辞紹介的な感じでメッセージを紹介。
作詞家:桑原永江さん
声優:相田さやかさん
スーツアクター:日下秀昭さん
からでした。
桑原さんのエピソードではOP曲作詞の秘話などが紹介されていました。
ヒーローソングの定番である、まずはヒーローが登場するまでの経緯のようなものを飛ばしてスピード感を意識して書き上げたのが「救急戦隊ゴーゴーファイブ」、逆に定番にならって作ったのが「緊急合体!ビクトリーロボ」だったそうです。
日下さんのメッセージで印象的だったのは、日下さんがゴーブルーを演じたのが今の谷口さんと同じ年齢だったということ。これには谷口さんも驚いていたようでした。なんとかナガレが戦っているように見せるために頑張ったというようなこと、戦隊復帰作でそれ以降の転機のような作品だったということなど。
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石原さん退場で宮村優子さん、高岩成二さん登場でトーク再開。
ラストは石原慎一さん再登場で「この星を この街を」歌唱。
その後ラスト戦士5人の挨拶で
西岡さんの「これが見たかったんだろ!?」からの名乗りからの口上まで披露してくれました。
以上1時間半くらいのイベントでした。
以下覚えている内容レポ
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谷口「当時の現場はスタッフの語尾に死ねやバカヤローがつくのが当たり前だった。休憩だぞバカヤローとか」
ショッカー「エキストラさんにも、映りたくねぇのかバカヤロー!とかね。でもそれはせっかく来たんだから映ってほしいっていう気持ちなんですよね」
谷「強めのツンデレw」
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原田「顔合わせのとき、2人しかいなかった(原田、柴田かよこ)。ダイモンが少し遅れて」
西岡「俺は最終のとき別仕事で途中抜けしたので受かっていないと思って当日寝ていた。当時はFAXで仕事の連絡が来ていて3日前に時間が来ていたんだけど見てなくて。朝起きたら捜索願い出される勢いで電話が来ててマネージャーからいますぐ行ってください!って言われて2時間くらい遅れて行った。すみません!って謝って行ったら「大丈夫だよ、まだブルーが来てないから」って」
谷口「その話はいいじゃん」
柴田か「東映から家近かったのにね」
谷口「お前が当時も家近いってバラすから子供たちがナガレがいるなら兄妹みんないると思っておしかけてきたんだよ。俺も窓から手振ってやったけど」
西岡「遅れてきたのに、やぁ君がレッド?って会った瞬間に言われた」
原田「初日がこれで、この5人で大丈夫かなと思った」
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谷口「オーディションは途中から色分けされるんだけど、周りに髪の長いクールな感じのやつが多くて、俺はブルーなんだなって分かってきた」
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西岡「初めての撮影の日、いきなりクレーンでつるされた」
原田「マトイだけ早入りで、後から行ったらくるされてて爆笑した」
西岡「その後もOPのボンベ持って人抱えて火の輪を通るっていう。ボンベ20kgあるんですよ」
谷口「あれで走ってる本物の人たち凄いよね」
谷口「最初の撮影で覚えているのはカメラマンの松村さんに"誰だ、現場にチンピラつれてきたのは"って言われたこと。松村さんに"死ね、バカ"って言われて"死なねぇよ!"って返したこともあった」
柴田賢「松村さんにナガレはアップいけるけどダイモンはなぁって言われた」
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原田「救急戦隊なんで火薬の量が多かったんですけど、慣れてる人たちってのは怖いなって思うことがあって、5人でジャケット着て走るときに僕のジャケットに火の粉がうつっちゃって、カットかかったらスタッフさんが火を消しに来た。ジャケットがどろどろになったんだけど"大丈夫だった?よし次いこうか"みたいな感じで(流された)」
谷口「ナガレは大体後ろから走るからそれ見てて、うわ背中燃えてるじゃんってウケた」
西岡「なんならその時、ジャケットの繋がりが、って怒られたよねw」
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西岡「当時は野外劇場でのショーがあってレッドはジェットコースターから登場してた。台本にゴーレッドが斜線ひいてあってマトイってなってて自分が乗ることになった。高岩さんに電話で相談したら「気合だ」って言われた。で当日来てくださいよと言ったら「予定があるから」って断られたけど当日コースターから客席をみたらたまたま高岩さんを見つけて。あとできいたら「子供とオマエを観に行く予定だったんだよ」って」
谷口「うちのレッドは頼りになるんですけど唯一この時だけ「なんとか賢志になりませんか?」と言っててカッコワリーと思った」
(高岩さん登場後この話になり)
高岩「気合じゃ無理だよねw」
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(扉を閉めてインプスを入れないようにするシーン)
谷口「マツリは主演なわけじゃないですか。だからスタッフさんも"気を付けてくださいね"って言ってくれるんだけどカットかかったあとから様子が変で。どうした?ってみんなで聞いたら指が腫れてて」
柴田か「ひび入ってました。昨日そのシーン見返したら凄い痛そうな顔してた」
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ショッカー「オレンジのジャケット皆さん持ってましたか」
西岡「なかった」
谷口「捨てるわけないと思って実家に連絡して探してもらったんだけどどこ探しても無いって言われたから捨てたのかもしれない」
柴田賢「なかった」
原田「ライダーやったあと太秦の大使みたいなのやらせてもらって、そのとき飾ってもらってたから綺麗な状態で。今は店に飾ってる」
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高岩「5人は撮影以外でも現場にいて、合間にアクション教えてもらっていたりストイックだった」
西岡「僕らはマスク越しのアップなどもあるから現場にはほとんどいた。スタッフさんに1番忙しい戦隊と言われた」
谷口「ストイックというか、バスで休憩してたら"成二の芝居観とけ!"って怒鳴られて、冬でも震えながら外で撮影見てた。今知ってる? 外で待ってたら谷口さんどうぞバスへ、って言われていやいやって言ったらいえ風邪ひきますんでと言われる若い子とかも。昔がえぐかったんだよ」
原田「当時の感じだったら今の子たち耐えられたかな」
ショッカー「今のバスはトイレもありますしね」
西岡「え、そうなんだ。当時はトイレに行けるのが昼休憩のときしかなくて女性は大変そうだった」
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宮村「キャラクターに声をあてるのは問題ないけど自分の演技に声をあてるのは苦労した。ミントは楽だったのに」
柴田か「え、ミントだったんですか?」
原田「一緒にアフレコしてただろw」
西岡「後から録るからその時のテンションとかわからなくて苦労した。途中からボイスレコーダーをポケットに入れて撮影してた」
谷口「みんな後半になると合わせやすいように口の動きを最小にして芝居しようとして怒られた」
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高岩さんや宮村さんも仰っていましたが「5人の会話が楽屋とステージと変わらない」と。
それも
穏やかに見守る長男
ちょっと口は悪いが根はやさしい次男
仕切りの上手い三男
お調子者の四男
そして天然でつっこまれる末っ子長女
話の本筋ではないけど、時折柴田賢志さんが原田さんに無茶ブリするのが面白かったし
(ケインコスギの真似など)
「はいはい。黙ってて」とあしらう谷口さんとか。
谷口さんは「お前何言ってるのかわからないんだから黙ってろよ」とか言うんですけど
悪口とかではなくてそれこそ兄弟だからこそ言えるイジリみたいな。
そう言ってても隣にいた谷口さんが柴田さんの杖を持ってあげたり、通るまで幕をあげてあげてたり
そういう気配りも出来る方なんですよね。なんかちょっとツイッターで口が悪いみたいなこと言われてたりもしましたけど
こういうのは1年一緒にずっといた仲間以外には推しはかれない話なんだと思います。
そんな谷口さんの最後の挨拶でも「柴ちゃんが病気になってくれたからこうして集まれた」という言葉もあったし
西岡さんからも「食事くらいは行こうと話をしてたがこうしてイベント出来たのは爆報フライデーのおかげ」と。
ファンとして昨年テレビで拝見しましたが、今年こうして生で柴田賢志さんの元気な姿を観れたのも嬉しかったです。
「役者をやりたい」という決意も聞けて良かったです。
そういえば5人とも未だに若々しい感じでしたが、
柴田かよこさんが当時の可愛さに大人っぽさが加わってて滅茶苦茶素敵な女性でした。というご報告だけしておきます。
(帰ってイメージDVD注文したのは内緒←)
30周年も揃うの楽しみにしています。