「美味しい料理と心のこもったおもてなし」
飲食店の宣伝やメニューの一角でよく目にする言葉ですが、私はこれを目にするたび違和感を覚えます。
「おもてなし」は友人、知人を招いた際の見返りを求めない思いやり、無償の心遣いです。
しかし、我々の業務はお客様にいただく代金を対価としたもの。
「おもてなし」ではなく、「サービス」ではないでしょうか。
当然、「おもてなし」以上に心を砕かなければなりませんし、「おもてなし」以上の満足を得ていただかなければいけません。
そうでなければプロを名乗る資格はありませんし、何よりお客様に失礼だと思うのです。