復興終わらぬ被災地 | 世界を股にかける腰痛治療家 Ken Yamamotoのブログ

世界を股にかける腰痛治療家 Ken Yamamotoのブログ

Ken Yamamotoは世界を股にかける腰痛治療家であり腰痛研究家でもあります。
 『世界中から腰痛をなくしたい』
この想いからKen Yamamotoオリジナル治療法『Ken Yamamotoテクニック(KYメソッド)』ひとつをひっさげ、
世界中からのオファーに応える。

激しく怒りを覚えるのは消えたお金の行き先だ。
村人は怒って言った∑(゚Д゚)

レイテ島タクローバンは台風ヨランダ以降
世界的に有名な街になった。
2013年11月24日台風ヨランダが原因で
街が津波によって壊滅したからだ。
今から1年半前の話だ。

台風によってフィリピン政府は
海面の上昇を知っていたんだ。
しかし現地のヒトに伝えなかった。
いや、伝えられなかったのだ。
伝える術がなかったんだ。
町内放送とかないんだココは。

レイテ島の人々は毎月のように
やってくる台風だと思っていた。
ただ今迄よりも大きい。
それくらいの認識だった。
だから家でじっと耐えよう
と思っていたに違いない。

ところがやって来たのは3階まで
呑み込むくらい大きな海面上昇だった。
そのパワーは津波のようだと言う。
大きな船は街に流されてきた。
ワンボックスカーは10メートル以上の枝に
引っかかるほど海面上昇があったという。

この自然災害のあとtenビリオンドル
つまり10億ドルが世界中から集められた。
レイテ島の人々を救ってくれという
世界中からのメッセージだった。
その募金の数字は繰り返しテレビで
言っているのを聞いたと村人は言っていた。
の筈だった。

「2014年1月から州からの援助はなくなり
2014年6月を最後にフィリピン政府も
我々の支援をストップしてしまったのです」
そう話すのはタクローバン最大の村Montalbanの女村長だ。

俺はタクローバンにやってきて
未だなぎ倒されたままのヤシの木の林や
海に沈んだままのクルマやtemporary house
つまり仮設住宅の生活をみて
アタマが完全に動かなくなってしまった。
人間自分の想像を超えた出来事に出くわすと
思考が止まると言うが正にその通りになった。

村人たちを助けたい。
じゃあ助けようという簡単なレベルの話では無いのだ。
そこで村の長に村人はどんな生活で何が必要なのか、
解決策は何か聞きに来たのだった。

「私たちの村はタクローバン最大の人口の村で
2500家族が住んでます。総人口は10640人居ます。
そのうち助けを必要としている家族はおよそ2400家族。
つまり9割以上の家族は未だ傷が癒えない貧困に喘いでいます」

人々は仕事がないから貧困なのですか?
「Sir Ken 確かにそうです。しかしそれ以前に
彼らが必要としているのはFoodsなのです
1日1食食べれるのがやっとの家族も多くいます。
その次に必要なのは衣服です。
ベイビーや小さい子供たちに着る物が必要です。
その上で仕事が欲しいのです」

でも1食あり付けても
次の日はどうするのですか?
と聴きかけて発言するのを止めた。
そんなの愚問だし、仕事がない所に
仕事を生み出すほど難しいことは無い。

屋台を村でやったとして
誰が買えるのだろうか?
チャリンコタクシーを提案しても
誰が有料で乗るんだろうか?
ココは村長の言う通りなんだろう
とその言葉のまま呑み込んだよ。

そして俺が言ったのは、
「今夜村人を集められますか?」
時間は午後三時半を指していた。
村長は残念ながら難しいと答えた。

「そうですか幾らかのお金を持ってきているんだけど
明日早朝セブ島へ戻ります。無理と言うのなら
そのままお金を持ってセブ島に帰ります」

「品物かお金を預かるかそれか、」

「その選択肢は無い。
俺が村人に直接届けない限り
この話はなかったことにしてください」

お金を渡すとよからぬ機会を
与えてしまうかもしれない。
donationする側も
気をつけなければならない。
散々考えていたけど解決しない
とみた俺は席を立って言った。

「村長、人生のチャンスはいつも
突然現れて一瞬のうちに消えてしまう。
あなたが出来ないと言った瞬間
私と私のバイプはあなたから離れた。
我々は別の選択肢を探す」

村長は名残惜しそうにしていたし
もう一度無いなりに考える振りをしていた。
アポなし突撃してきた外国人の変な英語相手に
よくもまぁ丁寧にイロイロ教えてくれたもんだ
と思うんだけど、最後は俺に叱られちゃうし
でもこれではリーダーとして駄目だと思うんだ。

俺とパスターは隣の小さな村に向かった。
Baloc村のリーダーLietoはこの話に興奮してくれた。

直ぐに集めます。夜の8時に教会で村人を集合させます。
すいませんが30家族ほど集めていいでしょうか?

この歯切れの良いトントンとキャッチボールの様に
話がすすむオトコがいるのに驚いた。

そして彼は息子を使ってくださいと言い
息子は買い出しをヘルプしてくれた。
30家族分のお米、缶詰、粉ミルク、
大人にはコーヒー、子供にはMiroやヤクルト
お菓子に石鹸 歯ブラシを教会のバンを使って搬入し
小袋にそれぞれ行きわたるように準備した。
教会でその荷物の受け渡しを行った。全て手渡しした。

感激してくれる家族も、恥ずかしそうに
黙って貰っていくだけのヒトも居たけど
世界中で開かれたKYTセミナーの受講生の受講費が
タクローバンの生活苦の人々に届いたのを見届けて
少し肩の荷が下りた気がした。

その後は村の青年団といろんな話を聞いて交流した。
彼らの殆どがガリガリだった。
村長の言う通り食料ありきでないと
上手くいかないのかも知れないとも思った。

世界から集められた1000億円にもなるお金は
とても使われたとは思えないと村人は怒っていた。

怒りを何かに向けないと
やりようがないのかもしれない。
それでも仮設住宅を見て回って来たけど
現実を受け止め出し明るく
暮らしている家族も多く見てとれた。

その一番の要因は子供たちの明るさだ。
子供たちのお陰で笑いが生まれ混沌とした
空気を溶かしている様子だった。

ここフィリピンでも近年外で遊ばない子が
増えていたらしいが被災以降電気が
足りなくて子供たちは外で遊ぶようになって
良かったとお母さんが言っていた。

配られる電気は足らず太陽光パネルを使って
昼間は蓄電しているのが印象的だった。

そう言えば東日本大震災の復興にも
8000億円ほどが世界中から集められたはずだが、
復興がまだ終わっていないと聞く地域までは
8000億では足りなかったのだろうか?
フィリピンの被災地を見て
遠い空の東北地方の友を想っていた。





















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